投稿日:2022年12月12日


今回は,立命館大学川﨑寧生氏の著書『日本の「ゲームセンター」史 娯楽施設としての変遷と社会的位置づけ』について内容を深める記事となっております.

また,本記事は立命館大学ゲーム研究センター2021年度第4回定例研究会にて立命館大学川﨑寧生氏が出版された著書について,3名のインタビューアーよりインタビューされた内容が記事として構成されております.
是非ご覧ください.

記事リンク→https://digrajapan.org/?page_id=9401

投稿日:2022年11月18日


日本デジタルゲーム学会では、「日本デジタルゲーム学会賞」ならびに「若手奨励賞」の受賞候補者の推薦を募集しております。
受賞候補者は、自薦・他薦を問いません。推薦者は、審査委員会に対し、候補者の略歴・審 査対象業績・業績リスト・及び推薦理由書等を2022年12月31日までに提出してください。
<提出先> prize [あっと] digrajapan.org(あっとは@に変換してください)

受賞対象
a. 日本デジタルゲーム学会賞
次のいずれかに該当する者に授与する
・デジタルゲームに関する研究において特に優れた業績があると認めた者
・デジタルゲーム及びその応用,あるいは本学会の運営について多年にわたり特に顕著な功 績があったと認めた者または企業・団体
・受賞者の数は原則として1名、ないし1社・1団体とする。
b. 若手奨励賞
若手研究者の研究を奨励するため、デジタルゲームに関する理論又は応用につき優れた研
究を行ったと 認められる、原則として 40 歳未満の研究者に授与する。
・受賞者の数は若干名とする。

詳しい受賞規程は、下記Webページを参照してください。
http://digrajapan.org/?page_id=219#14
過去の受賞者については下記Webページを参照してください。
https://digrajapan.org/?page_id=501
皆様の推薦をよろしくお願いいたします。

投稿日:2022年10月31日


12/5追記 立候補日の締切を12月9日(金)に変更いたしました。

12/13追記 選挙開始日を12月13日(火)に確定、更新しました。候補者一覧ページを公開しました。

12/30追記 選挙開始日は12月31日(土)までです。投票がまだの方はよろしくお願いします。

1/11追記
選挙結果を公表いたしました。
https://digrajapan.org/?p=9424


一般社団法人化により、これまでの会員全員が参加する年次総会が
代議員と役員が参加する社員総会に変更となります。

・社員総会では社員(代議員)が一人一票の議決権を持つ
・定時の社員総会は年一回開催予定(例年1-3月に開催の年次大会時を想定)
・従来の総会では理事からの報告だけで時間を取りがちであったが、社員総会では代議員からの質疑応答および意見交換を踏まえ議事を進める

社員総会は会員の皆様のご意見を学会運営に反映させる場になりますので
皆様の代議員への立候補、ならびに適格とされる方のご推薦をどうぞよろしくお願いいたします。


一般社団法人 日本デジタルゲーム学会
代議員選挙管理委員会委員長 古市昌一

 一般社団法人日本デジタルゲーム学会定款第16、17 条および同代議員選挙規定第2〜4 条に基づ き、日本デジタルゲーム学会代議員選挙を下記の通り公示します。

 代議員は、年に1 回実施する社員総会(定款第18、19 条)を構成して議決権を行使するのが主な役 割で、役員(理事および監事)とともに日本デジタルゲーム学会を運営する要となる役職です。代議員の 任期は定款第17 条および代議員選挙規定第4 条第1 項に示すとおり2 年間ですが、今回は新法人へ の移行に伴う最初の代議員であるため、代議員選挙規定第4条第2項により、令和5年社員総会後から 4年以内に開催される最終の定時社員総会終結のときまでで、再任は妨げません。

 主旨をご理解の上、正会員の皆様におかれましては候補者(立候補および推薦による候補者)を所定 の期間内に届出いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

1. 選挙すべき職と定数
• 代議員 13名 ※公示日の正会員数は264名
• 補欠 若干名

2. 候補者(被選挙人)の資格
• 選挙公示日(2022年10月28 日(金))現在連続2年以上正会員で会費未納でない者、ただし 理事、監事と評議員は除外
• 推薦により候補者を届出る場合、推薦人の資格については選挙公示日現在連続2 年以上正会員で会費未納でない者

3. 候補者(被選挙人)の届出期間
• 2022年10月28 日(金)から2022年11月30日(水)まで
 →2022年12月9日(金)まで ※12/5変更
• 候補者の届出はフォーム(https://forms.gle/t6nUdYvBu3zDuE65A)で行う

4. 候補者(被選挙人)の告示
2022年12月5日(月) →2022年12月13日(火)  ※12/13変更

代議員選挙候補者一覧

5. 選挙人による投票期間
2022年12月5日(月) →2022年12月13日(火)
 ~12月30日(金)   →2022年12月31日(土) ※12/30変更
• 選挙人の資格は候補者(被選挙人)と同じ

6. 結果発表
• 2023年1月11日(水)

7. 問い合わせ先
• 代議員選挙管理委員会宛 election [あっと] digrajapan.org
※フォームを利用できない場合等は問合わせのこと

以上

以下、代議員に関する定款、および代議員選挙規程を含めた公示文章を添付いたします。

投稿日:2022年7月12日


本学会は、令和4年2月12日の2021年度年次総会における決議を得て任意団体日本デジタルゲーム学会を解散させ、令和4年4月1日に定款認証と設立登記を完了したことで一般社団法人日本デジタルゲーム学会となりましたことを、改めてご報告申し上げます。

この一般社団法人化により、デジタルゲームに関する学術、技術、ならびに産業の進歩発展と普及啓蒙に寄与できるよう、更なる努力をしていく所存でございます。

今後ともみなさま方の変わらぬご指導、ご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

一般社団法人日本デジタルゲーム学会 理事会

投稿日:2022年3月12日


品川区荏原地区第四連合町会主催の親子で「楽しく学ぶ! eスポーツ」に本学会理事で日本大学生産工学部古市教授が登壇します.

開催日:2022年3月26日土曜日
時間:14:00-16:00
内容:講演
・eスポーツキャスターの実況でゲーム体験
・専門家への質疑応答

申込方法 メール本文に、ご所属・ご氏名・ご連絡先E-mailを記載いただき、コラボ産学官事務局宛にお申込みください。
●申込みメールアドレス:jimu@collabosgk.com
■主催 品川区荏原地区第四連合町会
■問合せ コラボ産学官事務局 電話03-6265-4861

(さらに…)

投稿日:2022年2月14日


日本デジタルゲーム学会 2021年度年次総会が、2022年2月12日(土)にオンライン上にて開催されました。

下記に、議事録の公開をいたします。

オンライン開催となったため、総会は仮総会として実施すること、本仮総会の議事録を一か月ホームページにて公開し、会員の議論に付託の上、書面による異議が会員数の3分の1を超えない場合は、これを総会決議と認められる旨が伝えられました。

異議がある場合は、上記議事録ページに記載している連絡先まで、 2022/3/14までに書面(必着)にてご連絡ください。


【3/30追記】
日本デジタルゲーム学会2021年度年度総会議事録について、規約の第34条ならびに第36条に則り、議事録を一か月ホームページにて公開したところ、書面による異議が会員数の3分の1を達しなかったため、これを総会決議と認めることとなりました。

投稿日:2022年2月10日


 立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)は、2022年3月5日と6日の両日、マサチューセッツ工科大学、スタンフォード大学、ワシントン大学、京都精華大学と協働して、コロナ禍におけるゲームとナラティヴ研究の最前線をテーマとしたオンラインの学術カンファレンスを開催いたします。

 コロナ禍の現状において、デジタルゲームは「巣ごもり」消費の代表格として非常に重要な役割を果たしてきました。他方で、現代を代表する文化資産としてゲームやマンガ、アニメーションを研究、保存する活動も世界中で拡がっています。立命館大学においては、1998年に京都府および京都リサーチパークとの産学公連携によって発足したゲームアーカイブ・プロジェクトを嚆矢としてゲーム研究とゲーム保存の活動を進めてきました。そこで本カンファレスは2日間にわたり当センターと連携している国内外の研究者とともにその研究成果を発表いたします。

 初日のオープニングセッションでは、ゲーム引用をテーマとしたパネルディスカッションをおこないます。近年、ゲーム研究において、引用の仕方や形式などゲームを正確に参照する方法に注目が寄せられています。本セッションでは、ゲーム引用の現状や特有の問題を出発点に、日本でのゲーム引用の現状について開かれた議論をおこないます。

 これに続き、ゲーム保存活動を北米で牽引しているスタンフォード大学のヘンリー・ローウッド博士とワシントン大学ジン・ハ・リー准教授、そして国内から京都国際マンガミュージアムを運営する京都精華大学の吉村和真教授をお招きして、それぞれがどのような取り組みを紹介するとともに、ゲームだけではなく、マンガやアニメーションを含むメディア芸術分野における研究協力や保存の実践協働、そして国際連携のあり方を模索します。

 また、2日目は、インタラクティヴ ・ナラティヴをテーマとしたセッションをおこないます。ゲームが有するインタラクティヴ・ナラティヴは、現在、様々な媒体やテーマパークなどへ応用されるようになっています。特に、特定のテーマを埋め込んだアトラクション等でのユーザー体験は「Highly Curated Commercial Environment」のもとに実現しており、その研究も進展しつつあります。今回は、サイバースペース、eスポーツの次の領域としてこの分野の研究に取り組む第一人者であるマサチューセッツ工科大学のT.L. テイラー教授にこの新しいテーマの意義と概要、そして研究の最先端を報告いただき、あわせてRCGSにおける研究成果についても発表いたします。

Digital Entertainment Conference 2022:Advancing Digital Game Research Beyond COVID-19
「コロナ禍を超えて進展する世界のゲーム&インタラクティヴ・ナラティヴ研究」

  • 日時:2022年3月5日(8:30~12:30) 3月6日(9:30~12:30)
  • 形式:オンライン
  • 主催
    • 立命館大学ゲーム研究センター(RCGS)
  • 共催
    • ITコンソーシアム京都(クロスメディア部会)
    • デジタルアーカイブ学会(JSDA)「関西部会」
    • 日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)

登壇者(順不同・敬称略):

【招聘者】
T.L.テイラー(マサチューセッツ工科大学)、ヘンリー・ローウッド(スタンフォード大学)、ジン・ハ・リー(ワシントン大学)、ステファノ・グアレーニ(マルタ大学)、ポール・マーティン(ノッティングガム大学寧波校)、エリック・カルトマン(カリフォルニア州立大学チャンネルアイランド校)、吉村和真(京都精華大学)

【主催者】
マーティン・ロート、福田一史、井上明人、川﨑寧生、細井浩一、中村彰憲(モデレーター)

【登録方法】参加希望者は3月4日の17時までに、下記URLからご登録ください。

https://zoom.us/webinar/register/WN_vNRMUao_QSSpn57hqFcUwA

カンファレンス詳細スケジュール

【DAY ONE(3月5日)】

  • 08:30~9:30 パネルディスカッション「ゲーム引用(citation):なぜ重要なのか?」
    • ステファノ・グアレーニ、ポール・マーティン、エリック・カルトマン、福田一史(大阪国際工科専門職大学)、マーティン・ロート(モデレータ)
  • 09:30~10:10 キーノート①:コロナ禍におけるデジタルゲーム保存とその展開
    • ヘンリー・ローウッド
  • 10:15~10:55 キーノート②:ゲーム開発資料の保存とその意義
    • ジン・ハ・リー、井上明人
  • 11:00~12:30 パネルディスカッション「ウィズコロナ期におけるデジタルゲーム保存においてKYOTOは世界でどのような役割を果たせるか」
  • 吉村和真、ヘンリー・ローウッド、ジン・ハ・リー、細井浩一、中村彰憲(モデレータ)、他

【DAY TWO(3月6日)】

  • 09:30~10:10 キーノート③「Playing Disney: Experience and Expression in the Land of Curation」
    • T.L.テイラー 
  • 10:15~10:55 経過報告:日本におけるテーマパーク体験:半構造化面接調査
    • 川﨑寧生
  • 11:00~12:30 パネルディスカッション「未開拓領域:テーマパークで探るプレイカルチャーとその展望」
    • T.L.テイラー、川﨑寧生、宮脇正晴、マーティン・ロート、 中村彰憲(モデレータ)



投稿日:2022年1月20日


 下記のとおりゲームアーカイブ推進連絡協議会2020年度第2回セミナーを開催します。ゲームアーカイブ推進連絡協議会では、ゲーム所蔵館のノウハウ共有、データベースの活用などといった連携強化を目的に活動を行っています。
今回のセミナーでは、2021に設立されたNPO法人日本PBMアーカイブスの活動についてのご講演を、スクウェア・エニックスの開発資料を管理する新プロジェクト“SAVE”に関するご講演をしていただくことになっております。ぜひともご参加いただけますよう、お願い申し上げます。

◆講演者
中津 宗一郎(株式会社角川春樹事務所)
三宅 陽一郎(株式会社スクウェア・エニックス)
小林 一弘(株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポート)
松永 圭一郎(株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポート)
阿部 拓人(株式会社スクウェア・エニックス・ビジネスサポート)

◆日時・場所
2021年1月22日 13:00〜16:30(予定)
於 Zoom

◆参加方法
下記より2021年1月20日までにご登録下さい(セミナー当日までに参加方法を記載したメールを当方よりお送りします)。
https://forms.gle/SSLma4vH28kjZdAq7

投稿日:2022年1月14日


本学会が初めて主催したDiGRAの国際年次大会であるDiGRA2007の記念座談会へのご登壇をはじめ、本学会に多大な貢献をいただいてきた上村雅之先生(立命館大学ゲーム研究センター研究顧問)が、2021年12月6日にご逝去されました。 

上村先生は、任天堂のファミリーコンピュータやスーパーファミコンなどの開発責任者として、デジタルゲーム産業の形成と発展において重要な役割を果たされてきましたが、同時に、ゲーム関連の研究や教育を推進するべく、大学にその活動領域を広げた最初期のゲーム業界出身者でもありました。現在、上村先生の元から巣立っていった多くの若手が、ゲームやコンテンツ業界で活躍するとともに、高等教育機関でゲーム研究や教育に携わるようになっています。 

上村先生は、本学会においても積極的に研究成果をご発表されており、2013年には学会賞を受賞されました。さらに、本学会も共催している国際カンファレンス「Replaying Japan」において主導的な役割を果たされ、世界のゲーム研究全体に対しても多大な貢献をなされました。 

これまでの上村先生の思慮溢れるご指導に深謝いたしますと同時に、心より追悼を申し上げます。 

日本デジタルゲーム学会 
 会長 中村彰憲 
 理事一同 


Professor Masayuki Uemura (Research Advisor, Center for Game Research, Ritsumeikan University), who had made significant contributions to DiGRA Japan, passed away on December 6, 2021. 

Professor Uemura played a vital role in the formation and development of the digital game industry as a developer of Nintendo’s Family Computer and Super Nintendo Entertainment System (SNES). He was also one of the first people from the game industry to expand his activities to academics to promote game-related research and education. At present, many of the college graduates who had him as a research advisor are active in the game and content industries, while others became academics in-game research-related fields at higher education institutions. 

Professor Uemura has been actively involved in presenting his research at our conference, and in 2013, he received the DiGRA Japan Award. In addition, he played a leading role in the international conference “Replaying Japan,” which is also co-hosted by us, and made a significant contribution to game research in the world as a whole. 

We would like to express our deepest gratitude to  Professor Uemura for his thoughtful guidance to our association and extend our heartfelt condolences. 

We would like to express our deepest gratitude to  Professor Uemura for his thoughtful guidance to our association and extend our heartfelt condolences. 

Digital Game Research Association Japan 
President  Akinori Nakamura 
And Director of the Boards 

« 前へ