投稿日:2023年4月19日


会員及び著者のみなさま

日本デジタルゲーム学会では、2010年より年次大会を2012年より夏季研究発表大会を開催し、それに伴い各研究大会で予稿集を刊行してきました。継続的に研究大会を開催し、予稿集を刊行できましたことは、ひとえに会員のみなさまのご支援、ご協力の賜物です。深く感謝申し上げます。

日本デジタルゲーム学会では学会誌「デジタルゲーム学研究」につづき、下記のとおり2023年3月より「年次大会 予稿集」と「夏季研究発表大会 予稿集」の近刊分をJ-STAGEで公開しております。

年次大会 予稿集
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/digrajproc/-char/ja

夏季研究発表大会 予稿集
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/digrajprocsummer/-char/ja

J-STAGEとは、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルプラットフォームであり、学術情報の迅速な流通と国際情報発信力強化やオープンアクセス推進のため、学協会や研究機関等の刊行物の発行支援を行うものです。すでに同プラットフォームでは3,000誌以上のジャーナルや会議録等の刊行物が公開されています。より詳しくは下記ウェブサイトなどをご参照ください。
https://www.jstage.jst.go.jp/static/pages/JstageOverview/-char/ja

「2021 夏季研究発表大会」以降での本学会の研究大会では、原稿募集の際にJ-STAGEでの掲載許諾をいただいておりましたが、それ以前に開催された大会では掲載許諾を明記しておりませんでした。現時点では、それら既刊予稿集の原稿へアクセスするためには、各研究大会ウェブサイトで公開される数件を除き、国立国会図書館などのごく一部の所蔵館へ赴く必要がある、もしくは公的にアクセスする方法がないといった状況です。皆様ご存知の通り学術活動とは積み重ねであり、過去の研究大会で公開された学術成果へアクセス出来ず、それらが無視されうるといった状況が続くことは好ましくありません。これまでの本学会の研究大会の予稿集に掲載される著者の皆様による知的所産へのアクセス性を向上させ、同時に保全するべきだと考えております。

これらの事情からこの機会に、既刊予稿集の原稿についてもJ-STAGEにて公開させていただきたく存じます。本来であれば、著者の皆様個別に公開の許諾手続きを行うべきではありますが、この度は本告知を以って掲載許諾をお願い申し上げる次第です。

万一、この件に関しましてご了承戴けない場合は、2024年3月31日までに下記のフォームよりお申し込みください。

https://paper.dropbox.com/ep/redirect/external-link?url=https%3A%2F%2Fforms.gle%2FbpD5xqyxLtrL1ty69&hmac=mY2wDEew3REplKK0vPcOuaQ7RrZKVY4f3mFKwesU95s%3D

あるいはご不審の点や問い合わせがある場合は、同期日までに下記の当学会の研究委員会編集担当宛に電子メールでお申し出下さい。このお知らせが著者の皆様の目に触れることを前提としておりますが、何らかの事情でこの件をお知りになる機会がなかった場合には、期限を過ぎましても、あらためて個別にご相談を承りたいと考えております。お申し出のない場合には、ご了承戴けたものとして、上記期限をすぎた時点から論文掲載を進めさせていただきます。ただし、公開後の会員ならびに著者の皆様からの記事取り下げ要求に際しても、できる限り柔軟に対応いたします。

みなさまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

日本デジタルゲーム学会研究委員長 福田一史
E‐mail : proc_editor <at> digrajapan.org(研究委員会 編集担当)