日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)

代議員選挙候補者 (候補者はランダム順に表示されます)

 

候補者氏名
ふりがな
所属・肩書
候補者区分
選挙に向けて一言
 当学会、ゲーム学術分野での活動など
 略歴
天野 圭二
あまの けいじ
星城大学経営学部 教授
立候補

世界と日本のゲーム研究をつなぎます

Replaying Japanの運営に参加しています。これまではパチンコ産業の研究が主でしたが、最近ではゲーム企業のCSRについての研究も進めています。

星城大学経営学部ゲーミング研究室 教授。経営学部長。2012年ごろからゲーム産業も含めたクリエイティブ産業のビジネスモデルやレジャー産業における競争についての研究を進めています。

井上 明人
いのうえ あきと
立命館大学 講師
立候補

DiGRA Japanの活動に貢献させていただければと思います。

単著に『ゲーミフィケーション』(NHK出版,2012)、共著多数。実制作としては、震災時にリリースした節電ゲーム『#denkimeter』(CEDEC AWARD ゲームデザイン部門優秀賞受賞)、『コモンズの悲喜劇』ほか

ゲーム研究者。現在、立命館大学講師。慶應義塾大学政策・メディア研究科修士課程修了後、国際大学GLOCOM助教、関西大学特任准教授などを経て現職。ゲームという経験が何なのかを論じる『中心をもたない、現象としてのゲームについて』を連載中。また、ゲームのアーカイブやデータベースに関わるプロジェクトに関わっている。単著に『ゲーミフィケーション』(NHK出版,2012)。開発したゲームとしては、震災時にリリースした節電ゲーム『#denkimeter』(CEDEC AWARD ゲームデザイン部門優秀賞受賞)、の他に『ビジュアルノベル版 Wikipedia 地方病(日本住血吸虫症)』など。

林 志修
いむ じすぅ
フリー
立候補

日本のゲーム研究を盛り上げていきたいと思います

修士〜博士〜研究員時代合わせて8年間ゲーム研究に携わる。特に心理学やメディア研究の観点からゲームがプレイヤーに与える影響について論文を発表。

The University of Tokyo (Japan) Ph.D. (Interdisciplinary Information Studies) Oct 2019
• Dissertation title: The process of prosocial behavior between players/characters in digital games: A multidimensional approach to the situational context and gameplay

International Christian University (Japan) M.A. (Education) Mar 2014
• Thesis title: Effect of prosocial video games: Do prosocial video games promote prosocial behavior of players?

McGill University (Canada) B.A. (Economics) May 2009

小川 充洋
おがわ みつひろ
帝京大学理工学部情報電子工学科 教授
立候補

とくに若手研究者の皆さんのお手伝いをしたく存じます

主にヒトとデジタルゲームの関連を生体情報計測とその解析によって研究を行ってきた。デジタルゲームに関わる研究で科学研究費(代表研究者)2件(基盤研究B、挑戦的萌芽研究それぞれ1件)。日本デジタルゲーム学会編集委員会編集委員、年次大会実行委員、年次大会プログラム委員などとしても活動。

学歴
東京医科歯科大学大学院医学研究科機能学系生理学専攻博士課程修了(博士(医学))

職歴
1998年 (財)長寿科学振興財団 リサーチ・レジデント
1999年 国立療養所中部病院長寿医療研究センター 研究員
1999年 東京医科歯科大学生体材料工学研究所 助手
2005年 Microvitae Technologies社(フランス共和国) R&D Department
2006年 TYT技研株式会社 研究員
2007年 株式会社ユーシス 取締役
2010年 金沢大学理工学研究域 研究員
2012年 帝京大学理工学部 講師, 2018年准教授, 2021年教授(現職、理工学研究科も兼担)
2022年 帝京大学総合データ応用プログラム(兼担・現職)

所属学会
日本デジタルゲーム学会、IEEE、日本生体医工学会、看護理工学会など

小野 憲史
おの けんじ
東京国際工科専門職大学 講師
立候補

NPOや一般社団法人での経験を通して学会運営に寄与します

フリーランスのゲーム教育ジャーナリスト、大学や専門学校でのゲーム開発者教育の実践、ゲーム開発者のコミュニティマネージャとして多方面で活躍中。日本デジタルゲーム学会では発足時より正会員となり、研究委員会に所属。GlobalGameJam、福島ゲームジャムなど、ゲームジャムの運営・参加経験も多数。

関西大学社会学部卒業(学士)。雑誌「ゲーム批評」編集長などを経て2000年より取材・執筆活動を開始。その後、大学でのゲスト講師や専門学校の非常勤講師などを経て、2020年より東京国際工科専門職大学講師に就任。他にNPO法人国際ゲーム開発者協会日本名誉理事・事務局長、一般社団法人日本ゲームシナリオライター協会監事などをつとめる。E3、GDCなどの国際ゲームイベントの取材活動多数。CEDEC、東京ゲームショウで2012年より学生スカラーシップの企画運営も実施している。主な著書・編著に『ゲームクリエイターが知るべき97のこと2』(オライリージャパン)などがある。

尾鼻 崇
おばな たかし
大阪国際工科専門職大学 准教授
立候補

次代に繋がる日本のデジタルゲーム研究力の向上に尽力

映像音響の研究者としてゲームオーディオ研究を進める他、キュレーターとして「Ludo-Musica」等多くの展示を担当。
DiGRAJでの活動としては、2018年から四年間、事務局長を拝命し、また総務委員(組織法人化WG)の一人として学会法人化にも尽力。現在も、引き続き事務局員として運営効率化に注力する他、研究委員として大会運営等に携わる。

立命館大学 大学院先端総合学術研究科 一貫制博士課程修了。博士(学術)。日本学術振興会特別研究員、立命館大学衣笠総合研究機構 ポストドクトラルフェロー、中部大学人文学部 准教授を経て現職。映像音響の研究者としてゲームオーディオの研究を進める一方で、文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業に従事し、ゲームアーカイブ構築やその利活用についての調査、およびデジタルゲーム展示のキュレーターを担う。単著・分担執筆に『映画音楽からゲームオーディオへ』(晃洋書房)、『デジタル・ヒューマニティーズ研究とWeb技術』(ナカニシヤ出版)、『文化情報学事典』(勉誠出版)など。日本デジタルゲーム学会若手奨励賞受賞。

岸本 好弘
きしもと よしひろ
一般社団法人 日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者
立候補

「学会を神ゲーに。」 学会活動自体にもゲーム要素を入れる

1982年-2001年 株式会社ナムコ 家庭用ビデオゲーム開発のプログラマーからディレクター
2001年-2010年 株式会社コーエー 家庭用ビデオゲーム開発のディレクター、イベント業務のリーダー
2012年-2017年 東京工科大学メディア学部 特任准教授
2019年- 一般社団法人 日本ゲーミフィケーション協会 代表賢者Lv98
現在 専修大学、宮城大学 非常勤講師

1959年、兵庫県生まれ。大学卒業後、約30年にわたり、ナムコ、コーエーにて、ゲームクリエイターとして有名ゲーム開発を手がける。「ファミスタの父」と呼ばれる。6年間、東京工科大学メディア学部にてゲームデザイン、ゲーミフィケーションを教える。3年前より、「世界を神ゲー」にするべく、日本ゲーミフィケーション協会を立ち上げる。専修大学、宮城大学で非常勤講師。著書「ゲームはこうしてできている」。好きな食べものはオムライス。

後藤 誠
ごとう まこと
株式会社ゲーム・フォー・イット 代表取締役社長
立候補

ゲームの力を活用しより良い未来を!

シリアスゲームについてのイベントを企画・登壇、また会社を設立し、様々な分野の方とコラボしたシリアスゲームの開発、およびゲーム開発を活用したIT教育など。

小学校6年のときプログラミングに魅了され、独学でゲーム開発とアセンブラを習得。夜間の大学に通いながらフリーランスのゲームプログラマーとして独立し活動。㈱スクウェア(現:㈱スクウェア・エニックス)を経て。社会の諸問題の解決を目的とした「シリアスゲーム」に注目するようになり、2018年1月に㈱ゲーム・フォー・イットを設立、代表取締役社長に就任。
ゲーム業界にて30年以上エンジニアとして活動。現在「ゲームの力を活用し、より良い未来へ」をモットーにシリアスゲームの開発およびゲーム開発を通したIT技術の教育に注力している。

近藤 史一
こんどう ふみかず
杏林大学保健学部臨床心理学科 学生
立候補

浅学寡聞の身ではございますが,精一杯学会に貢献して参ります。

2007年8月ゲーム実況活動開始。2009年4月ゲーム実況プロダクション創立。東京ゲームショウ2015ブース出展。2018年末までゲーム実況配信事業に従事。2020年DiGRA夏季研究発表大会ライトニングトークセッションに登壇。2021年4月よりDiGRA広報委員に所属。CEDEC2021『ゲーム実況におけるエコシステム及び法的な権利関係についての一考察』登壇。

1985年,愛知県生まれ。ネットタレント兼社会人学生。杏林大学保健学部臨床心理学科在籍。日本デジタルゲーム学会正会員および広報委員。日本性科学会正会員。心理学検定特1級所有。2008年に日本で初めてゲーム実況のマネタイズに成功。2009年にゲーム実況専門の映像制作プロダクションを立ち上げ,2019年までゲーム実況番組の制作と出演に携わる。ゲーム実況のメーカー公認化を推し進める取り組みや,ゲーム系オンラインサロンを主宰し東京ゲームショウにブースを出展するなどの活動を行う。現在は大学で臨床心理学を学びつつ,自身のオンラインサロンにてデジタルゲーム研究に取り組んでいる。2022年に映像配信者を対象とする自助グループを設立。

シン ジュヒョン
しん じゅひょん
立命館大学衣笠総合研究機構 専門研究員
立候補

本学会での活動経験を活かし協力させていただきます。

申請者はこれまで、東アジア諸国の悲劇的な歴史や社会的課題を扱うシリアスゲームに関する研究を進めてきた。 日本デジタルゲーム学会を中心に、韓国ゲーム学会(シリアスゲーム研究部)やノルウェーのNord 大学などとの研究交流を通じて研究を進めている。

申請者は、立命館大学先端総合学術研究科で2000年9月に博士号を授与し、現在は立命館大学専門研究員として研究を続けている。博士論文までは韓国を主な対象としていたが、現在は韓国の事例研究を応用し、日本、台湾など東アジア地域へと対象地を広げ、社会文化的観点からシリアスゲームを研究している。最近はシリアス・インディゲームやボードゲームにも興味を持っている。

田中 絵麻
たなか えま
明治大学国際日本学部 専任講師
推薦(推薦人:古市昌一、粟飯原萌、渋谷明子)

DiGRA Japanの発展、国際化に少しでも貢献できればと思います。

主に共同研究により、PokemonGOやガチャの研究、サーベイ調査に従事。研究成果の英語での発表に力をいれてきた。近年では、カジュアルゲーム、ゲーミフィケーションに関心を持っている。最近の論文としては、日中英のモバイルゲームの課金についてサーベイした結果を論じたTanaka, Ema, Yuhsuke Koyama, and Nobushige Kobayashi. "The Preference of Payment of Game Players in the Cross-Platform Era: A Survey of Smartphone Users in Japan, the UK, China." Policies and Challenges of the Broadband Ecosystem in Japan. Springer, Singapore, 2022. 171-196.がある。

国際基督教大学教養学部社会学科卒。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際関係学専攻 修士課程、同博士課程修了。2012年 博士(学術)「インターネット政策によるネットワーク形成プロセス : タイにおける政治的特殊性の視座から」。財団法人国際通信経済研究所を経て、一般財団法人マルチメディア振興センターにて、通信・放送・IT・メディア分野にかかる政策・市場調査に従事。2019年4月より明治大学国際日本学部専任講師。主な担当科目は、テクノロジーと日本社会、コンテンツ産業論、メディアリテラシー、演習。2022年より早稲田大学大学院アジア太平洋研究科非常勤講師。担当科目は国際メディア論。

原 寛徳
はら ひろのり
東京工芸大学芸術学部ゲーム学科 准教授
立候補

事務局を担当してきた経験を活かします。

2016年より日本デジタルゲーム学会事務局を担当しています。マイコン上のプログラミングや回路設計、部品の設計と3Dプリンターの扱いを学生に指導し、ユーザーへのフィードバックがあるメカトロニクスを活用したゲームコントローラの制作指導を行っています。

慶應義塾大学理工学部機械工学科卒業。慶應義塾大学大学院理工学研究科前期博士課程修了。慶應義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程単位取得退学。修士(工学)。
2007年に東京工芸大学に着任、プログラミングや数学、物理を教えています。小さい頃からモーターで動くものが好きで、そして当時は普及していなかったパソコンというものにロマンを感じていました。その影響で大学ではロボットを研究するゼミに入り、プログラムで実際の物を動かす面白さを体感したことが、今の自分の活動につながっていると思います。