投稿日:2020年6月2日 / 更新日:2022年8月8日
日本デジタルゲーム学会は、2020年9月6日(日)に第9回となる夏季研究発表大会を開催いたします。
新型コロナウイルスの影響による集会開催の制限が続く見通しであることを考慮して、今年度の研究発表大会は、オンラインでの開催となりました。
当学会としては初めてのオンライン開催です。これまでの大会のように会場での密な交流はできなくなりますが、会場への移動がない分、これまではなかなか遠方から参加できなかった方の参加機会が広がるメリットもあります。
また、今回はオンライン開催の特例で【参加費無料】として、広くこの分野に興味ある人にご参加いただけるようにしました。
研究発表の機会としては、予稿集の発行は行いませんが、その分気軽に作品紹介や研究報告を行えるライトニングトークセッションを企画しました。前回の年次大会中止で発表ができなかった方も、ぜひ研究紹介の機会としてご参加ください。
多くの皆様の参加をお待ちしております。
大会要項
開催日時:2020年9月6日(日) 12:50-18:30
※11:00-12:00は学会員のみ参加の「日本デジタルゲーム学会 総会」が行われます。
※18:45-20:00には、オンライン交流会を予定しております。
※現時点での予定です。プログラム編成状況により時間設定を短縮または拡大する場合があります。
会場:Zoomによるオンライン開催
(会場へのアクセスURLは開催日が近づきましたら大会参加申込者に連絡をいたします。)
主催:日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)
問い合わせ先:summer2020 [あっと] digrajapan.org
参加申込
下記ページよりお申込みください。
プログラム・発表資料
2020年夏季研究発表大会 プログラム
2020 DiGRA JAPAN Summer Conference Program
ライトニングトークセッション(14:15-15:15)
1:Homo Ludens Ordinatrum; ヒトとデジタルゲームの共進化の可能性を考える
小川充洋(帝京大学)
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2:“TEKKEN7”における模倣概念の検証
平井和佳奈(東京進学セミナー)
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3:高齢者を対象としたeスポーツによる認知トレーニングの研究
水國照充(平成国際大学)
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4:国内のオンライン上で形成される多様なゲーム・コミュニティとその整理
近藤史一(近藤史一ゲーム研究会)
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5:ビジュアルノベルの背景音楽による効果とユーザーの没入感についての一考察
山路敦司、鈴木雄吏(大阪電気通信大学)
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6:感情の「流れ」を描いてプレイ体験を可視化するワークショップ手法
里井大輝(株式会社スクウェア・エニックス)
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7: Scratchを用いたキー配置修正とゲーム史教育との演習報告
小野憲史(フリーランス)
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8:プログラミング的思考力育成ゲームにおける学習に効果的なゲーム要素の調査
宅野勇輝(早稲田大学基幹理工学部) 齋藤大輔(早稲田大学基幹理工学部)
坂本一憲(早稲田大学グリーンコンピューティングシステム機構)
鷲崎弘宜(早稲田大学基幹理工学部) 深澤良影(早稲田大学基幹理工学部)
内山宗一(明治大学サービス創新研究所) Ramzi Ramzi(武蔵野大学附属千代田高等学院)
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9:ゲーミフィケーションを取り入れたクイズ体験・創作型授業の試み ―外国人留学生を対象に―
李縁舟(横浜国立大学 教育学研究科教育実践専攻)
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10:教育分野におけるオンラインの現状および地域主体のプログラミング学習運営と試行
宮川慎也(フリーランス) 遠藤守(名古屋大学大学院情報学研究科)
佐々木宏展(須坂市立墨坂中学校) 小林晃(須坂市技術情報センター所長)
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企画セッション1(15:15-16:45):
シリアスゲームの新領域
福山佑樹(関西学院大学) 明石萌子(千葉大学) 木口恵理子(八王子学園八王子中学高等学校)
坂井裕紀(早稲田大学) 大園康文(防衛医科大学校) 小野充一(早稲田大学)
発表1:史資料の検討方法を体験するためのオンライン脱出ゲーム型教材の試作
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発表2: 死生学に関する動機づけとゲームを通じた学習の関連の検討
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企画セッション2(15:15-16:45):
日本・英国・中国のデジタルゲームプレイヤーの特徴-国際比較調査の結果から
小山友介(芝浦工業大学) 小林信重(東北学院大学) 田中絵麻(明治大学) 川村哲也(帝塚山大学)
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発表1:日本・英国・中国のデジタルゲーム文化の特徴-国際比較調査の結果から
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発表2:日本・英国・中国のデジタルゲームプレイヤーの特徴-国際比較調査の結果から
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発表3:日本・英国・中国の課金行動の比較分析
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発表4:選好とオンラインゲームへの課金の相関について:日本の小中高大生をサンプルとしたアンケート結果から
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企画セッション3(16:45-18:15):
オンライン実施の「ビットサミット外伝」を通じて見えた、ゲームメディア、ゲーム教育の新たな可能性
鴫原盛之(フリーライター) 富永彰一(有限会社キュー・ゲームス)
石川武志(株式会社Skeleton Crew Studio) 小野憲史(フリーランス・ゲームジャーナリスト)
岸本好弘(遊びと学び研究所)
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企画セッション4(16:45-18:15):
2000年代の”JRPG”における、ストーリー内での『一般意志』『先見者』の描かれ方 -ゲームストーリーの社会科学的分析-
中尾優奈(一橋大学大学院社会学研究科 博士後期課程)
松井勇起(筑波大学大学院図書館情報メディア研究科 博士後期課程)
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発表募集要項 (締切:2020年7月31日)
以下の要綱にて発表者を募集いたします。ゲームおよび関連したテーマの研究であれば領域を問いません。みなさまの日頃の研究の成果を、ぜひ大会でご発表ください。発表ご希望の方は、以下の要領をご確認の上、発表申込フォームよりお申し込みください。
※発表者の中に少なくとも一名学会員の方が含まれている必要があります。
◆DiGRA JAPAN 2020年夏季研究大会 発表申込フォーム
https://digrajapan.org/?page_id=7728
◆領域の例:
・ゲーム開発
・ゲームとAI
・ゲームと産業
・ゲームと心理学
・ゲームの社会的影響
・ゲームデザイン
・ゲーム史
・シリアスゲーム
・ゲームスタディーズ
・eスポーツ
・自由論題
◆発表形式:
(1)企画セッション
企画セッションとは、あるテーマを設定し、1名のセッション代表者と2~4名程度の発表者をとりまとめて応募するという形式での公募です。発表時間は60分~90分になります。
(2)ライトニングトーク
3分程度、研究成果や作品の発表を行うセッションです。一つのセッションの中で多数の発表が行われます。前回中止になった年次大会での発表ができなかった方も、ご報告いただけます。
◆発表資料について:
今大会では【予稿集の発行は行いません】ので、発表受付後、8/28までにご提出いただく発表資料を大会ウェブサイトで公開する形で扱います。
発表資料の種類は、
1)発表スライド(PDFファイル)
2)予稿原稿(PDFファイル)
3)発表動画(事前に作成した動画をYouTube等に発表者がアップロードしてURLを提出)
4)その他デモなど(事前に作成したものを発表者が自サイトやクラウドにアップロードし、デモ等自体あるいは紹介ページをURLを提出)
3)4)について、公開期限がある場合は(例:「2021/3末まで公開」)のような形で明記してください。
※例年のインタラクティブセッションのように作品のデモを展示できませんので、発表時に紹介して、詳細は公開中のコンテンツにアクセスしてもらう形で情報提供してください。
◆発表申込方法:
発表ご希望の方は、
1)申込者の氏名・メールアドレス
2)発表種別(企画セッション、ライトニングトーク)
3)発表タイトル
4)発表者全員の名前と所属、日本デジタルゲーム学会の会員種別
※今大会では学生大会奨励賞はございません。
5)発表要旨(日本語100~200字程度 + 英文100words程度。企画セッションで複数発表者が各自発表を行う形式の場合、セッション全体の要旨と共に、発表本数分の発表タイトル・発表要旨(短くても構いません)をご記入ください。 ラウンドテーブル形式のような複数の発表を含まない企画セッションについては、セッション全体の発表要旨のみで結構です。 )
6)キーワード(日本語+英語、5つ程度)
を発表申込フォームよりお申し込みください。
DiGRA JAPAN2020年夏季研究大会 発表申込フォーム
https://digrajapan.org/?page_id=7728
発表申込の締切は、2020年07月31日(金) です。
大会実行委員
大会委員長 | 藤本 徹(東京大学・研究委員長) |
プログラム委員長 | 福田 一史(立命館大学) |
委員(五十音順) | 鴫原 盛之(フリーランス) シン・ジュヒョン(立命館大学) 田端 秀輝(フリーランス) 藤原 正仁(専修大学) 古市 昌一(日本大学) 松隈 浩之(九州大学) |