投稿日:2013年3月22日


○日本デジタルゲーム学会賞:上村雅之氏

受賞理由(抜粋)

上村雅之氏は、業務用ゲーム機並びにファミリーコンピュータ(ファミコン)を代表とする家庭用テレビゲーム機のハードウェア開発者としてゲーム業界の礎を築いた第一人者である。また、DiGRA2007の記念対談への登壇、「テレビゲームの産業・技術史 第一部」、「テレビゲームの産業・技術史 第二部」等の貴重な論文を日本デジタルゲーム学会誌へ投稿することを通じて、本学会への貢献度も非常に高いと評価できる。また、2004年度からは立命館大学先端総合学術研究科特任教授に就任し、2012年度からは立命館大学映像学部客員教授に就任予定であり、大学においても講義、ゼミを通じて後進の育成、ゲームの学術的研究を精力的に進めている。

 

○日本デジタルゲーム学会若手奨励賞:三宅陽一郎氏

受賞理由(抜粋)

三宅陽一郎氏はゲーム AI に関して日本での第一人者であり、数多くの論文・著書を執筆しているほか、様々な学会での講演や様々な大学でのゲスト講師を務めている。また、日本デジタルゲーム学会では研究委員としてゲーム開発者コミュニティと大学の研究者をつなぐ活動を精力的にこなすだけでなく、産学連携を目指した活動にも熱心に関わっている。三宅氏はゲーム開発者・研究者コミュニティにおいてはリーダー的存在の一人であり、多くのゲーム関連研究者、ビジネスパーソンの人望が厚く、本学会の若手奨励賞を授与するにふさわしい研究者であり、本賞の受賞を契機として一層の飛躍が期待できる。

 

○日本デジタルゲーム学会若手奨励賞:平田敦志氏

受賞理由(抜粋)

平田敦志氏は、人体構造と機能に精通したリハビリテーションのエキスパート(理学療法士)として医院にて患者の指導に多忙な日々をおくりながら、一方で多くの学会発表が示すように大学院でビデオ・ゲームのリハビリテーション応用のための研究を精力的にこなし、リハビリにより患者の状態が良くなるということと定量化した運動とを関連付ける事で、ビデオ・ゲームの有効性を科学的に検証できるようにする研究成果が上がりつつある。今後の展開が大いに期待できるビデオ・ゲームの医療への応用という極めて興味深い問題について、医療従事者の立場から研究を進めている点は極めて貴重であり、一連のリハビリテーションへの応用研究を発展させることが期待される。