投稿日:2022年9月27日 / 更新日:2022年10月8日


基調講演後の記念撮影

大会要項

日時:2022年9月4日(日) 9:20~

場所:オンライン

内容:全体セッション、一般トラック発表(口頭発表、インタラクティブセッション、企画セッション)

基調講演・実行委員企画

基調講演

「デジタルゲーム研究による博士号取得のすゝめ」

かつてポケモンマスターをめざしたゲーム研究者が次にめざす目標は、ゲーム研究で博士号を獲得することかもしれません。ゲーム博士は、かつては夢のまた夢のような話だったかもしれませんが、今では日本デジタルゲーム学会内だけでも珍しくなくなっています。一般社団法人になり、新しく覚醒した日本デジタルゲーム学会では、若手のゲーム研究者・開発者、またゲーム研究者や開発者の卵にあたる皆さんを、全力で応援していきたいと考えています。

その応援の第1弾として、最近ゲーム研究で博士号を獲得した「ゲーム博士」の2名に基調講演をお願いします。博士論文の内容の一部をわかりやすく語ってもらうだけでなく、苦労した点、工夫した点など、若い皆さんへの熱いメッセージをお届けできればと思います。

講演者
  シン・ジュヒョン 氏 (立命館大学)、 粟飯原 萌 氏(日本大学)
進行
 渋谷 明子 氏(成城大学)

リサーチエスカレーターセッション

3分程度、研究のアイデアの提案、研究に発展しそうな事例報告、研究の経過報告、作品の発表など、初期段階の研究アイディアの発表を行うセッションです。一つのセッションの中で複数の発表が行われます(先着10名程度まで)。想定される発表者は大学生、大学院生、ゲーム開発者、社会人などで、気軽な発表の機会としてご活用ください。

発表者が専門領域のゲーム研究者・開発者と議論しネットワークを構築できるような場を提供し、研究の発展を支援する機会を提供できればと考えています。当日はリサーチエスカレーターセッションで発表していただいた後、発表者専用のスペースをネットワーキングセッション(懇親会)にて作成いたしますので、そこで議論を深めてください。

ダウンロード

○大会プログラム

○予稿集

○「ゲームと四人」(リサーチエスカレーターセッション 渋谷和也氏発表)

※ご意見が欲しいとのことでしたので、発表に興味を持たれた方はコンタクトをしてみてください。

大会終了後のご挨拶

9月4日に開催された2022年夏季研究発表大会ですが、無事終了することができました。

「デジタルゲーム研究の次の一歩へ」 をテーマにした本大会ですが、これまでの研究テーマをさらに発展させてた方から、今回初めてDiGRA JAPANで発表された方まで、様々な方に発表いただきました。

基調講演「デジタルゲーム研究による博士号取得のすゝめ」や、研究の卵を温めるリサーチエスカレーターセッションなど、テーマに合わせた企画も開催させていただきました。

今回も多くの皆様にご参加いただき、ありがとうございました。

大会参加申込

参加申込フォーム : (受付は終了しました)

参加費:

会 員:一般・発表者※ 3000円、一般・参加のみ 2000円、学生1000円

非会員:一般・発表者※ 4000円、一般・参加のみ 3000円、学生1000円

※ 「発表者」料金は第一発表者にのみ適用になります。学生は第一発表者も学生料金を適用します。

※ 参加費を口座振込で払う場合は2022年9月1日まで申込、9月2日にお振込みください。

ご挨拶

テーマ 「デジタルゲーム研究の次の一歩へ」

日本デジタルゲーム学会では、2022年9月4日(日)に、2022年夏季研究発表大会をオンラインにて開催いたします。

2006年に発足した当学会は、2022年4月から一般社団法人として活動を行うことになりました。これまでの皆様のデジタルゲームに関する研究活動、そして学会へのご理解ご尽力に感謝しつつ、法人化を機にさらに学術、文化および産業の発展に寄与すべく、確実に歩みを進めて参ります。

本大会の開催形式について、対面/オンラインのメリットデメリットを踏まえて検討を行い、今回はアクセスの利便性を重視して、オンラインでの開催とすることにしました。

2020年から始まったオンラインでの研究発表大会では、デジタルゲーム研究に興味を持つ方々に広くご参加いただきました。本大会ではその興味から次の一歩を踏み出してもらえるよう、新たな企画を検討しております。

もちろん継続した研究成果を発表する場として、これまで通りの発表形式もございます。詳細は下記の応募要項をご覧ください。

学術界、産業界の垣根を超え、多くの皆様の日々の活動成果や斬新なアイデアが発表され、実りある議論が交わされることを期待いたします。

日本デジタルゲーム学会 2022年夏季研究発表大会 大会委員長 田端 秀輝

発表募集要領(発表申込締切:2022年07月17日)

以下の要領にて発表を募集いたします。ゲームおよびゲームに関連したテーマの研究であれば領域を問いません。みなさまの日頃の研究の成果を、ぜひ大会でご発表ください。発表ご希望の方は、以下の要領をご確認の上、発表申込フォームよりお申し込みください。

◆領域の例

  • eスポーツ
  • シリアスゲーム
  • ゲーミフィケーション
  • ゲーム開発
  • ゲーム史
  • ゲームスタディーズ
  • ゲームデザイン
  • ゲームとAI
  • ゲームと産業
  • ゲームと心理学
  • ゲームの社会的影響
  • 自由論題

発表形式は、(1)口頭発表、(2)インタラクティブセッション、(3)企画セッションがあります。

◆発表形式

(1) 口頭発表

口頭発表は、テーマごとに2~4件の発表をまとめて40分~80分程度のセッションを設定します。

各自の持ち時間は、発表15分/質疑応答5分です。

なお今大会では、オンライン発表を予定しています。

(2) インタラクティブセッション

インタラクティブセッションは、発表者がポスターや動画等でのデモを用いて説明を行う形式です。デモを示しながら報告をしたい方、あるいは議論を深めたい方はこの形式での発表をご検討ください。

なお、今大会のインタラクティブセッションでは、オンライン会議システムにて発表いただきます。セッション時間中は大会参加者が自由に行き来することができ、発表者はシステム上に作成した部屋に来た参加者へ発表を行います。

(3) 企画セッション

企画セッションとは、あるテーマを設定し、1名のセッション代表者と3~4名程度の発表者をとりまとめて応募するという形式です。代表者が企画概要を応募し、採択後にすべての発表者の予稿原稿を一つのファイルに取りまとめて提出していただきます。発表時間は基本的に1セッション60分です。

◆発表申込方法

発表ご希望の方は、

1)申込者の氏名・メールアドレス

2)発表種別(口頭発表、インタラクティブセッション、企画セッション)

3)発表タイトル(和文・英文とも)

4)発表者全員の名前と所属、会員種別

5)発表要旨(100~200字程度、企画セッションはセッション要旨とそれぞれの発表の要旨をそれぞれ100~200字程度で)

6)キーワード(5つ程度)

7)展示概要、使用機材(※インタラクティブ発表希望の方で発表時の設定などの補足情報が必要な方)を下記の発表申込・予稿投稿フォームより入力の上、7月17日(日)までにお申し込みください。

・実行委員会での審査の後、2022年7月25日(月)頃までに採否の連絡をさせて頂きます。

・発表が採択された方は、【2022年8月21日(日) 23:59】までに、大会予稿テンプレートファイルを用いて2ページ以上6ページ以内の予稿集向け論文ファイルをpdf形式で上記発表申込・予稿投稿フォームからご提出いただきます。予稿テンプレートファイルは採択ご連絡時にお送りいたします。なお、締切日までに予稿の提出が無い場合、発表者の名前やタイトルが申し込み時と異なるなどの問題が生じた場合は、採択通知後でも発表を取り消させていただきます。あらかじめご了承ください。

・企画セッションの予稿は代表発表者が取りまとめて提出してください。

・発表者の中に少なくとも一名学会員の方が含まれている必要があります。

・学生大会奨励賞は、予稿提出時に代表発表者が学生会員である発表のみが審査の対象となります。

・大会発表予稿論文集は、後日J-Stage経由で公開を予定しています。発表申込時点で、予稿論文の公開に同意されたものとして扱います。

・大会での発表の模様は撮影・録画し、学会広報目的で画像や動画を公開することがあります。発表申込時点で公開に同意されたものとして扱います。

・本大会では記事のオープンな利用を促進するため、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを設定できるものとします。「CC BY 4.0(表示 4.0 国際)」の設定は出典を条件に複製、二次利用などを許可するものです。詳しくはCCバージョン4.0 表示のコモンズ証(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)等をご確認ください。記事にCCライセンスを設定しない場合は、予稿テンプレートファイルに記載のCCマークとその表示の行を削除してください。

お問い合わせは digrajapan2022summer [あっと] easychair.org までお願いします。

大会実行委員

大会委員長:

 田端秀輝(フリーランス)

プログラム委員長:

 渋谷明子(成城大学)

大会委員:

 粟飯原萌(日本大学) 小川充洋(帝京大学) 小野憲史(東京国際工科専門職大学)

 尾鼻崇(大阪国際工科専門職大学) 川村景吾(フリーランス) 小出治都子(大阪樟蔭女子大学)

 シン・ジュヒョン(立命館大学) 中井理貴(株式会社トライエース)

  福田一史(大阪国際工科専門職大学) 古市昌一(日本大学)