日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)

理事選挙候補者 (候補者はランダム順に表示されます)

 

候補者氏名
ふりがな
候補者区分
選挙に向けて一言
 当学会、ゲーム学術分野での活動など
 略歴
粟飯原 萌
あいばら めぐみ
理事会推薦

不易流行を基に、シリアスゲームの社会的認知度向上に努めます

広報委員会(2014年-現在)、DiGRA2019 Organizing Committee、第2回〜第8回シリアスゲームジャム実行委員(第6,8回実行委員長)、日本デジタルゲーム学会第11回年次大会プログラム委員長(2021)
日本デジタルゲーム学会若手奨励賞を2019年に受賞

日本大学理工学部助手(2020-)、2017年日本大学生産工学研究科修了・博士(工学) を取得。専門は情報工学。
主にシリアスゲームの構築法に関する研究に従事。その知見を活かし、日本デジタルゲーム学会教育SIG主催のシリアスゲームジャムの実行委員を第2回から務める。現在、モデリング&シミュレーション(M&S)にも携わっており、シリアスゲームとM&Sの技術を活用した歴史研究家支援用シリアスゲームの構築を行っている。この成果はNHK「歴史探偵#2黒船来航」「歴史探偵 長篠の戦」にて放送された。上記を始めとして、多方面から様々な問題を解決する手法としてのシリアスゲーム定着を目指している。

遠藤 雅伸
えんどう まさのぶ
理事会推薦

日本のゲーム研究の発展に全力を尽くします

第1期より理事、研究委員長として組織運営やファイナンスも含め、学会活動を支えてきました。当初は産業側の人間として、現在は駆け出しではありますが、ゲーム研究者としてゲーム研究を進めています。特に日本のプレイヤーの振る舞いと、日本独自のゲームデザインについて、「ゲーム道」という概念を提唱しています。

ゲーム作家、ゲーム研究者。1959年東京生まれ、80年代よりゲーム作家として作品多数。1981年より、ゲーム開発者、ゲーム開発会社経営者としてゲーム産業に関わる。2005年より、東京大学大学院にてコンテンツ創造科学産学連携プログラムの特任講師を務めたことから、ゲーム教育・研究に携わるようになった。2014年より東京工芸大学芸術学部ゲーム学科教授になったことをキッカケに、研究者としての勉強を始め、2020年に東京工科大学で博士(工学)を取得している。宮城大学事業構想学群客員教授、明治大学総合数理学部客員教授、(株)ゲームスタジオ相談役、日本ゲーム文化振興財団理事、Japan Game Music Orchestra名誉会長。

小山 友介
こやま ゆうすけ
理事会推薦

ゲーム産業研究者の育成に努めます

2012年度 若手奨励賞(本学会)
『日本デジタルゲーム産業史』(人文書院) 2016年,増補改訂版2020年

1973年生まれ。京都大学大学院経済学研究科修了。博士(経済学)
日本学術振興会特別研究員(PD:京都産業大学)、東京工業大学助手・助教、芝浦工業大学准教授を経て、現在は芝浦工業大学教授。
社会シミュレーション研究を経てゲーム産業研究。
主著『コンテンツ産業』(編著、東京大学出版会、2009年)、『日本デジタルゲーム産業史』(人文書院、2016年、社会情報学会優秀文献賞受賞)

渋谷 明子
しぶや あきこ
理事会推薦

ゲーム環境とゲーム研究のダイバーシティをめざします

DiGRA2007組織委員会委員としてProceeding編集や受付業務に関わり、当学会に2007年に入会しました。2013年から『デジタルゲーム学研究』の編集委員を務め、DiGRA国際大会には2007年、2015年、2019年に参加・発表しました。その他、CEROのレーティング研究会委員(2010年、2014-15年)、CESAのゲーム障害研究会委員(2019年~)などにも関わってきました。

成城大学文芸学部マスコミュニケーション学科教授(専門:メディア心理学・社会心理学)。 1985年東京都立大学人文学部卒業。医療関係出版社編集部勤務後、米国ミズーリ大学コロンビア校大学院ジャーナリズム研究科で修士号を取得しました。その後、慶應大学大学院社会学研究科で博士号(社会学)を取得し、創価大学文学部人間学科での勤務(2012-21年)を経て、2021年から成城大学で勤務しています。これまでゲームの暴力シーンの文脈の影響、ゲーム課金とゲーム依存などのテーマに取り組み、現在はメディア表現のダイバーシティについて研究中です。著書は『メディアオーディエンスの社会心理学』(共編著)と『メディアと人間の発達』(分担執筆)など。

田端 秀輝
たばた ひでき
理事会推薦

開発者視点でゲーム研究を見て、豊かなゲームが実る土壌を作る

2013年より広報委員、2014年より研究委員(研究大会の広報担当)。研究大会で2回発表、学会誌に実践論文掲載あり。 学術分野での活動は薄いですが、長年の委員経験から「アーカイブで過去を見て、基礎研究で未来を見る」ゲーム研究が進めやすい学会、豊かなゲームが生まれる土壌となるような学会を目指します。

東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻修了、産業技術大学院大学産業技術研究科創造技術専攻修了。 現在はフリーの開発者。「ゲームと社会をごちゃまぜにして楽しんじゃえ」をモットーに、シリアスゲームやゲーミフィケション、VRゲーム、ARGなど、モニターの中だけではない、現実社会との接点を探るゲームを開発している。 東日本大震災後に井上明人氏らと開発した節電ゲーム「#denkimeter」は2015年の「ニッポンのマンガ*アニメ*ゲーム展」にて国立新美術館にて展示された。

福田 一史
ふくだ かずふみ
理事会推薦

大会をより開かれた場にしコミュニティの更なる発展に尽力します

日本デジタルゲーム学会では、2006〜2012年に学生理事、2012〜2016年に事務局長、2016年より現在まで研究委員、2011年度以降の年次大会、2016年度以降の夏季研究大会の実行委員を担当。同研究大会では計17件報告、2015年若手奨励賞。

大阪国際工科専門職大学講師、博士(学術)。
専門は、図書館情報学・人文社会情報学、社会科学とりわけ経営学。ゲーム産業論、ゲーム史のほか、ビデオゲームの保存・メタデータ設計・データセット構築などビデオゲームの資料化・知的基盤構築に関する研究を行う。これまでに、ゲームアーカイブの構築(立命館大学)、ゲームオーラルヒストリープロジェクト(一橋大学イノベーション研究センターなどとの共同事業)、メディア芸術データベースの構築(文化庁)などのプロジェクトに参加。国際学会「Replaying Japan」の大会実行委員と雑誌編集を担当。
https://researchmap.jp/fukudakz

古市 昌一
ふるいち まさかず
理事会推薦

ゲームのチカラを活用して本学会の活性化に尽力します

2015年夏季研究発表大会(日本大学生産工学部で実施)実行委員長(2015年8月),日本デジタルゲーム学会ゲーム教育SIG委員(2014年~),第5回シリアスゲームジャム実行委員長(2016年12月),第6,7,8回シリアスゲームジャム実行委員等を歴任,2018年から日本デジタルゲーム学会理事(国際委員会委員長,研究委員会委員担当)  

1982年広大総合科学卒,同年三菱電機(株)入社,1982年~1992年並列推論マシンPIMのOS等を開発,成果は防衛用モデリング&シミュレーション(M&S)等として実用化.在職中1994年にイリノイ大でMS,2004年に慶大で博士(工学)を取得,2008年9月に日大生産工に着任,医療・交通,戦国時代の戦い等を対象としたM&S及びシリアスゲームの構築技術の研究に従事.研究成果を普及する一環として, NHK「爆問学問」,「英雄達の選択」,「歴史探偵」等TV番組に出演.代表的なシリアスゲームはLine Ho!ckey, MU3-Table, 戦国FUSE,FAiBS長篠の戦い等.

松隈 浩之
まつぐま ひろゆき
理事会推薦

ゲーム学研究の認知度向上および学会の活性化を図ります。

日本デジタルゲーム学会、日本デザイン学会、情報処理学会、アジアデジタルアートアンドデザイン学会会員。アジアデジタルアート大賞展実行委員会事務局長。
専門:コンテンツデザイン、シリアスゲーム。病院や福祉施設と連携し、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームの研究開発に従事。

九州大学大学院 芸術工学研究院 准教授
九州芸術工科大学卒。1997年から6年間凸版印刷株式会社でCGデザイナーとして従事後、2003年より現職となり、アニメーションやゲーム等のコンテンツデザインを中心に研究開発を行う。2009年から2021年の13年間、高齢者のリハビリ・ヘルスケアを主なテーマとしたシリアスゲームプロジェクトを継続しつつ、若手クリエイターの育成及び、ゲームをはじめとするデジタルコンテンツの新たな分野での発展に力を注いでいる。2021年度デジタルゲーム学会福岡大会プログラム委員長をはじめ学会の研究活動に従事。福岡をはじめとする北部九州を世界的なゲーム産業拠点にすることを目指した産学官連携を積極的に推進している。

三上 浩司
みかみ こうじ
理事会推薦

ゲームに関わる多様な研究の更なる学術的価値の向上に寄与します

主にコンテンツ工学の視点からゲームデザインやユーザ分析に関わる研究を推進してきました.本学会では2014年より理事として主に編集委員会を主導し,論文種別の変更や査読基準の整備,査読期間の短縮化,年次大会における特選トラックの設置,論文のJ-Stageでの発行などに携わってきました.

1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業後,日商岩井株式会社にて家庭用ゲーム機の通信対戦サービス(X-BAND)の立ち上げに従事.その後アカデミックな世界に移り,主に3DCGを利用したアニメや,ゲームの制作技術と管理手法の研究に従事.本格的なゲーム開発者育成カリキュラムを4年制大学で実施し,多くのゲームクリエイター,CGアーティストを世に生み出す.同カリキュラムは情報処理学会において2012年度に優秀教育賞を受賞.日本デジタルゲーム学会理事,芸術科学会監事(元会長),情報処理学会DCC研究会委員,CEDEC運営委員.博士(政策・メディア:2008年慶應義塾大学).

三宅 陽一郎
みやけ よういちろう
理事会推薦

 

学術と産業の共創の場から多様な成果を生み出したい

ゲーム研究とゲーム製作の融合点を探しています。
日本デジタルゲーム学会は、その可能性の場だと思います。
学術から産業へ、産業から学術へ、この環を大きくしていくことが目標です。

株式会社 スクウェア・エニックス リードAIリサーチャー
ゲームAI研究者・開発者。京都大学で数学を専攻、大阪大学(物理学修士)、
東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。博士(工学、東京大学)。
2004年よりデジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。
立教大学大学院人工知能科学研究科特任教授、九州大学客員教授、東京大学客員研究員。
IGDA日本ゲームAI専門部会設立(チェア)。
著書に『人工知能のための哲学塾』『ゲームAI技術入門』『人工知能が「生命」になるとき』など。