投稿日:2024年6月10日 / 更新日:2024年6月13日
開催概要
日時
2024年9月6日(金)~9月7日(土) ※9月7日(土)のみの1日開催となる場合があります
会場
開催場所:東京工芸大学 中野キャンパス6号館
住所:〒164-8678 東京都中野区本町2-9-5
詳しくは東京工芸大学HPの交通アクセス「中野キャンパス」の項目をご参照ください。
https://www.t-kougei.ac.jp/access/
内容
全体セッション、一般トラック発表(口頭発表、インタラクティブセッション、企画セッション、ライトニングトーク)
主催
日本デジタルゲーム学会
ご挨拶
テーマ 「次代をになう新たなデジタルゲーム研究」
日本デジタルゲーム学会は、2024年9月6日(金)、7日(土)に東京工芸大学で夏季研究発表大会を開催いたします。
日本デジタルゲーム学会は、一般社団法人となってから第2期に入り、三上浩司会長の下で新たなスタートを切りました。デジタルゲーム業界を見ても、著名なクリエイターの転職や退職の話がしばしば聞かれます。単に定年で引っ込むのではなく、ゲームの知見を活かして他の分野で活躍を始める方も増えてきました。また、クリエイターが新たな場で活躍する一方、そのような方々が旅立った分野では、彼らの教えを受け継いだ新たなクリエイターが羽ばたいていることでしょう。デジタルゲームの研究の世界でも多くの教員が移動し、新たな場で活動を始めた今年度と感じています。
本研究発表大会は、旧来の慣習にとらわれず、新たに羽ばたこうとする研究成果を発表する場として開催したいと考えております。粗削りであっても、未来に大きくデジタルゲームを変えうる活動成果が発表され、飛躍を促す熱い議論が交わされることを楽しみにしております。
今回は新たな企画として、ゲーム作品の展示を受け入れます。研究では実証を強く求められますが、検証が難しい新たな発想が実装されたゲームや、芸術性が高いゲームを体験できる場として、インタラクティブセッションを拡張いたします。詳細は応募要項をご覧ください。
日本デジタルゲーム学会 2024年夏季研究発表大会 大会委員長 今給黎 隆
発表募集要領
発表ご希望の方は、以下の要領をご確認の上、下記に記載の発表申込ページよりお申し込みください。ゲームおよびそれに関連したテーマの研究であればトピックを問いません。主に下記のようなトピックが想定されます。
- eスポーツ
- ゲーム観戦
- シリアスゲーム
- ゲーミフィケーション
- ゲーム開発
- ゲーム史
- ゲームスタディーズ
- ゲームデザイン
- ゲームテクノロジー
- ゲームとAI
- ゲームと産業
- ゲームと心理学
- ゲームの社会的影響
- ゲームと音楽
- 自由論題
主要日程
- 発表申込〆切 2024年7月14日(日)
- 発表申込採択通知 2024年7月21日(日)
- 予稿投稿〆切 2024年8月12日(月・祝)
発表形式
発表形式として、口頭発表セッション、インタラクティブセッション、ライトニングトークセッション、企画セッション、の4つからお選びいただけます。
- 口頭発表セッション
- 口頭発表は、テーマごとに2~4件の発表をまとめてセッションを設定します。発表者の中に少なくとも一名学会員の方が含まれている必要があります。
- 各自の持ち時間は、発表15分・質疑応答5分程度を予定しています。 ※(2)インタラクティブセッションと併せて発表することも可能です。
- インタラクティブセッション
- インタラクティブセッションは、発表者がポスターや動画等でのデモを用いて説明を行う形式です。デモを示しながら報告をしたい方、あるいは議論を深めたい方はこの形式での発表をご検討ください。
- 当セッションでは自作ゲームの発表・展示も受け付けます。ゲームとしての新規性や芸術性を追求した作品をご提案ください。
- 発表者の中に少なくとも一名学会員の方が含まれている必要があります。
- なお、1分程度で発表内容を簡単にご説明いただく時間を設ける予定です。
- ライトニングトークセッション
- 3分程度、研究のアイデアの提案、研究に発展しそうな事例報告、研究の経過報告、作品の発表など、初期段階の研究アイデアの発表を行うセッションです。一つのセッションの中で複数の発表が行われます(先着10名程度まで)。想定される発表者は大学生、大学院生、ゲーム開発者、社会人などで、気軽な発表の機会としてご活用ください。発表者が専門領域のゲーム研究者・開発者と議論しネットワークを構築できるような場を提供できればと考えています。
- 当セッションでは書籍の紹介も受け付けます。書籍が発表者の著書でなくとも紹介可能です。紹介の形式についても特に指定はありません。ただし、会場での書籍販売はできません。
- ライトニングトークは学会員でなくとも発表が可能ですが、大会参加費はお支払いいただきます。
- ライトニングトークセッションは申込方法が他の形式のセッションと異なります。下記「発表申込方法(ライトニングトーク)」の項をご確認ください。
- 企画セッション
- 企画セッションとは、あるテーマを設定し、1名のセッション代表者と3~4名程度の発表者をとりまとめて応募するという形式です。発表時間は1セッション60分程度が設定されます。
- 企画セッションについても、少なくとも1名の学会員が含まれている必要があります。なお、予稿集については、2023年夏季大会より投稿方法を変更しています。発表申込は代表者の方に行っていただきますが、採択後に代表者、各発表者がそれぞれ予稿を提出していただく必要があります。
発表申込方法(ライトニングトーク以外)
- 発表ご希望の方は、2024年7月14日(日)までに「発表申込・予稿投稿フォーム」よりお申し込みください。
- インタラクティブセッションで自作ゲームの発表申し込みを行う場合は、発表要旨に作品の新規性・信頼性・有用性のいずれかの独自性を記述してください。
- 1)発表種別(口頭発表、インタラクティブセッション、企画セッション)
- 2)発表タイトル(和文・英文とも)
- 3)著者全員の名前と所属、会員種別
- 著者の中に少なくとも一名学会員の方が含まれている必要があります。
- 学生大会奨励賞は筆頭著者が学生会員のみが対象となります。
- 4)発表要旨(100~200字程度)
- 5)キーワード(5つ程度)
- 6)展示概要(インタラクティブ発表希望の方のみ、発表者が持ち込む機材の一覧もご入力ください)
- 発表申込はEasychairで行います。Easychairのアカウントをご準備の上、下記の「発表申込・予稿投稿フォーム」よりお申し込みください。申込手順については「DiGRA JAPAN 各種大会用システム手順書」も参考にしてください。
- 発表申込・予稿投稿フォーム
- DiGRA JAPAN 各種大会用システム手順書
- Easychairからのメールが SPAM 扱いになる例が稀にあるようです。easychair.org からのメールを受信できるよう、各自、ご対応ください。
- インタラクティブ発表では、発表用機材として43インチから65インチのディスプレイを展示優先で個数に限りはありますが提供可能です。ディスプレイを希望する場合は展示概要に記入ください。その他で発表に必要な機材の持ち込みについては、宅配便での受付も可能です。宅配便を利用しない場合は発表者の方で必要機材をお持ち込み下さい。
発表申込方法(ライトニングトーク)
ライトニングトークに関しましては、2024年7月14日(日)までに下記申込フォームからお申し込み下さい。
https://forms.gle/x3pkAzrvaBSsfWQB6
発表申込後の流れ
- 実行委員会での審査の後、7月21日(日)までに採否の連絡をさせて頂きます。
- 発表が採択された方は、8月12日(月・祝)までに、大会予稿テンプレートファイルを用いて2ページ以上6ページ以内(付録などを含む)の予稿集向け原稿をPDFファイルで指定の発表申込・予稿投稿フォームからご提出ください。なお、締切日までに予稿の提出が無い場合、発表者の名前やタイトルが申し込み時と異なるなどの問題が生じた場合は、採択通知後でも発表を取り消させていただきます。あらかじめご了承ください。
- 予稿原稿はカメラレディとなりますので、スタイル・図のキャプション・参考文献の書き方などフォーマットを遵守して原稿を作成してください。フォーマットを遵守されない原稿が投稿された場合、発表取り消しとなる場合があります。また、〆切後に原稿の修正をすることはできません。
- 原稿にゲーム画面や写真等の版権物を利用する場合は、発表者が事前に利用許諾を得た後に投稿してください。
- インタラクティブセッションで自作ゲームの展示を申し込む場合は、作品概要をフォーマット遵守で投稿してください。
- 企画セッションの予稿は、代表発表者、各発表者が各々提出してください。分量は前述の一般発表と同様となります。
- ライトニングトークセッションは予稿集原稿の提出は必要ありませんが、8月12日(月・祝)までに発表資料の提出が必要です。
- 予稿フォーマット (MS Wordファイル)
予稿および発表の公開等について
- 予稿論文集は、後日J-Stage経由で公開を予定しています。発表申込時点で、予稿論文の公開に同意されたものとして扱います。
- J-STAGE 夏季研究発表大会予稿集
- J-STAGE 年次大会予稿集
- 本大会では記事のオープンな利用を促進するため、クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを設定できるものとします。「CC BY 4.0(表示 4.0 国際)」の設定は出典を条件に複製、二次利用などを許可するものです。詳しくはCCバージョン4.0 表示のコモンズ証(https://creativecommons.org/licenses/by/4.0/deed.ja)等をご確認ください。記事にCCライセンスを設定しない場合は、予稿テンプレートファイルに記載のCCマークとその表示の行を削除してください。
- 大会での発表の模様は記録目的で撮影・録画させていただきます。あらかじめご了承ください。
- 学生大会奨励賞は、発表申込時に筆頭著者が学生会員である発表のみが審査の対象となります。
託児補助の実施について
大会参加者向けに託児補助を実施する予定です。ベビーシッターサービスの利用に対して、利用金額の一部を補助させて頂きます。
希望される方は大会実行委員会(conference [at] digrajapan.org )に事前にご相談ください。
お問い合わせ
大会実行委員 代表メールアドレス conference [at] digrajapan.org までメールでお問合せください。
大会実行委員
大会委員長:
- 今給黎 隆(東京工芸大学)
プログラム委員長:
- 中井 理貴(株式会社バンダイナムコスタジオ)
大会実行委員:
- 粟飯原 萌(日本大学)
- 小川 充洋(帝京大学)
- 小野 憲史(東京国際工科専門職大学)
- 尾鼻 崇 (フリーランス)
- 金久保 哲也(東京工芸大学)
- 川村 景吾 (フリーランス)
- 小出 治都子(大阪樟蔭女子大学)
- 渋谷 明子(成城大学)
- シン ジュヒョン(立命館大学)
- 田端 秀輝(フリーランス)
- 中村 隆之(東京工芸大学)
- 原 寛徳(東京工芸大学)
- 福田 一史(立命館大学)
- 古市 昌一(日本大学)
- 室橋 直人(東京工芸大学)