開催概要
テーマ | 「ゲームが紡いだ今、ゲームで繋ぐ未来」 |
開催日 | 2024年2月23日(金)~25日(日) |
会場 | 大阪樟蔭女子大学 〒577-8550 東大阪市菱屋西4-2-26 近鉄奈良線「河内小阪駅」下車 西へ徒歩4分(300m) JRおおさか東線「JR河内永和駅」下車 東へ徒歩5分(400m) ※駅からの案内図はこちら 会場案内図はこちら |
懇親会会場 | ホテルモントレグラスミア大阪 22F 中宴会場「ハートウェル ホール」 大阪府大阪市浪速区湊町1-2-3 近鉄奈良線「河内小阪駅」または「河内永和駅」から「大阪難波駅」まで約25分 「大阪難波駅」西改札から徒歩1分 |
主催 | 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN) |
ごあいさつ
日本デジタルゲーム学会は、2024年2月23日(金)-25日(日)に大阪樟蔭女子大学で第14回年次大会を開催いたします。
デジタルゲームが誕生してからすでに60年が経過しようとしています。近年、デジタルゲームの歴史に関する調査研究が多くなってきているとおり、デジタルゲームを含めたゲームは日本の文化の一つとして確立しているといえるでしょう。そして今、メディア芸術としてマンガやアニメーションとともにゲームをアーカイブする動きや、ゲームのノウハウを社会に活用する動きに繋ってきています。これは今後のゲーム文化を広げる一助になると思われます。そこで、第14回年次大会のテーマは「ゲームが紡いだ今、ゲームで繋ぐ未来」としました。ゲームを通して、過去と今、そして未来が繋がるような研究発表を期待いたします。
第14回年次大会は、対面では初めての大阪、初めての女子大学、初めての3日間開催という、初めてづくしの大会となります。ぜひ奮ってご参加ください。
日本デジタルゲーム学会は2006年4月に発足し、10余年にわたり、人文科学、自然科学、心理学、社会学、情報学分野と多岐にわたる分野においてその領域を広げてきました。2022年4月から一般社団法人として活動を行うこととなり、デジタルゲーム学に関して学術、文化および産業の発展に寄与すべく、確実に歩みを進めて参ります。ゲーム学の発展やゲーム開発者教育の促進のため、学術界、産業界の多くの皆様の日々の活動成果が発表されること、また実りある議論が交わされることを楽しみにしております。
最後になりましたが、2024年1月1日に発生した奥能登地方を震源とする地震に関しまして、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。皆様の安全と被災地の1日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
第14回年次大会実行委員長 小出 治都子
大会実行委員長
小出治都子
(大阪樟蔭女子大学)
プログラム委員長
井上明人
(立命館大学)
参加者アンケートについて
大会終了時に参加者の皆様にいただいたアンケートについて、集計結果ならびに研究委員長のコメントをこちらに掲載しております。
参加方法
大会に参加するには、参加費が必要となります。下記参加登録フォームにて登録後、指定の方法(クレジットカード/口座振込)でお支払いください。
会員/非会員 | 大会参加費 | 懇親会費 (参加の場合) | |
---|---|---|---|
事前申込料金 (2/18まで) | 正会員 | ¥7,000 | ¥8,000 |
一般・非会員 | ¥8,000 | ¥9,000 | |
学生会員 | ¥2,000 | ¥4,000 | |
学生・非会員 | ¥3,000 | ¥5,000 | |
当日料金(2/19以降、クレジット決済のみ) | ¥10,000 | ¥10,000 |
- 事前申し込みは2月18日(日)までです。19日(月)以降は当日料金(クレジット決済のみ)となります。
- 懇親会(2月24日19時~ 会場:ホテルモントレグラスミア大阪 22F 中宴会場「ハートウェル ホール」)への参加をご希望の方は人数確定のため極力2月18日(日)までにお申し込み下さい。19日(月)以降は当日料金(クレジット決済のみ)となります。
- いずれもキャンセルは承りかねますのでご了承ください。
- 入会申込中の方は入会が確定し、会員番号がお手元に届いてからお申込み下さい。
参加申込フォーム
https://service.gakkai.ne.jp/society-member/auth/apply/DiGRA
- フォームにアクセスすると、画面上部に「オンライン参加登録システムにログインするためのIDとパスワードをお持ちですか?」という選択肢が表示されます。
- 日本デジタルゲーム学会の会員あるいは、非会員で本システムに登録済の方は「はい」を選択してください。
- 非会員で本システムに初めて登録される方は「いいえ」を選択してください。
- 申込後、自動返信メールにて、大会参加者向けwebページのURLをお送りいたします。
- メールが届かない場合は、 conferenceあっとdigrajapan.org まで問い合わせをよろしくお願いいたします。(あっとは@に変更して送信下さい)
託児補助の実施について
会員からの声を受けまして、大会参加者向け未就学児を対象に託児援助の制度を設けることとなりました。助成金額は一人当たり1日3000円となります。
希望される方は実行委員会(conference [あっと] digrajapan.org )に事前にご相談ください。
基調講演
ゲームミュージアムはつくることができるか
-マンガの事例から考えるゲーム「らしい」ミュージアム-
講演者:
吉村 和真氏
(京都精華大学/文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業・マンガ分野統括アドバイザー)
細井 浩一氏
(立命館大学/文化庁メディア芸術連携基盤等整備推進事業企画委員長)
概要:
ゲームやマンガ、アニメーションといった日本のメディア芸術は、今や我々の生活を彩るための欠かせないコンテンツとなりました。 各分野でさまざまな新しい作品が生み出される一方で、古い作品は少しずつ忘れられていき、作品だけでなく、開発資料や中間制作物、中間素材などとよばれる制作時の資料も散逸の危機にありました。その中で、次第にゲーム、マンガ、アニメーションの作品や制作に関連する資料を守ろうとする動きが出てきました。その広がりは、産学官によるものだけでなく、個人コレクターや保存団体など多岐にわたっています。
現在、ゲームにおいては、国や大学、ゲーム企業、保存団体によって資料のアーカイブ化が行われるものの、各団体の繋がりは強いものではなく、組織化や体系化はされていません。
一方、マンガにおいては、京都国際マンガミュージアムや横手市増田まんが美術館をはじめ、産学官(館)の連携がはかられ、組織化、体系化が進められています。これは、ゲームが今後目指すべきことだと思われます。
そこで、第14回年次大会の基調講演では吉村和真氏にご登壇いただき、京都国際マンガミュージアムやマンガアーカイブ機構の事例など、マンガ分野からの比較や提言をお話いただきます。そのうえで、「ゲームミュージアムはつくることができるか」「つくるならば何が必要か」などを、細井浩一氏と対談していただきたいと思います。
ぜひ奮ってご参加ください。
司会:小出 治都子
吉村 和真氏
細井 浩一氏
予稿集
ダウンロードには会場で配布される案内に記載のパスワードが必要です。
第14回年次大会 予稿集
J-STAGEにて公開されました。(2024/3/27)
https://www.jstage.jst.go.jp/browse/digrajproc/14/0/_contents/-char/ja
プログラム
年次大会 当日プログラム(更新日:2月24日)
※24日、25日のG405の発表をG501に変更いたしました。
開催校企画:学生たちのメイクアップ展
大阪樟蔭女子大学には全国で唯一、化粧・ファッション・美容が学べる「化粧ファッション学科」があります。化粧ファッション学科では、メイクやファッションの技術を学ぶだけでなく、歴史や文化、心理など幅広い視点から化粧・ファッション・美容を考えることを目的としています。
この度、日本デジタルゲーム学会第14回年次大会の開催校企画として、化粧ファッション学科の学生による「学生たちのメイクアップ展」を開催いたします。学生たちがメイクをとおして「自分とは違う何か」に変化していく作品をどうぞご覧ください。
学会会員の書籍紹介コーナー
本大会では、日本デジタルゲーム学会会員の書籍紹介コーナーを設置いたします。
既刊、未刊、新刊は問いませんので、自分の本を紹介したい!という方は当日会場の受付までお持ちください。
※設置、撤去はご自身でお願いします。
※ポップ等の紹介文はご持参ください。会場校では印刷できませんのでご注意ください。
※販売等はできません。
※会場校まで郵送で送っていただいても構いませんが、郵送代はお支払いください。また、返送に関してもご自身で手続きをお願いします。
お問合せは年次大会実行委員会 conference [あっと] digrajapan.org までお願いいたします。
ランチマップ
会場に関する諸注意
・会場校は中学・高校と併設しています。間違って、中高の校舎に行かれませんようご注意ください。
・会場校に喫煙所はございません。また、会場校の周辺も禁煙地区となっております。
・23日(金)、25日(日)は正門からのみご入校できます。24日(土)は正門、北門どちらからでもご入校できます。(案内図はこちら)
・24日(土)13時~14時40分に記念館(開催校企画展示会場)にて別イベントがあります。そのため、この時間の展示会場へのご来場はご遠慮ください。
大会情報について
学会公式SNSにて随時大会についてのお知らせをしていますので、フォローをよろしくお願いいたします。
また、大会のハッシュタグ「#digraj14th」を付けてのつぶやき等をお願いいたします。
Facebookページ
https://www.facebook.com/digrajapan
X(Twitter)アカウント
https://twitter.com/DiGRA_JAPAN
Instagramアカウント
https://www.instagram.com/digrajapan/
発表募集要項
みなさまの日頃の研究の成果を、是非年次大会でご発表ください。
今回大会では
・投稿いただいた原稿を審査し採択された発表を集めたトラックとして設定して口頭発表をしていただく「特選トラック(査読付き)」
・従来の大会と同様の「一般トラック」(口頭発表 / インタラクティブセッション / ライトニングトークセッション / 企画セッション)
の募集を行います。
詳細は応募要項(https://easychair.org/cfp/DIGRAJAPAN-14TH)をご確認ください。
※発表申込の受付は締め切りました。応募いただいた全ての演題について、1月25日までにメールにて採否をお送りしました。
大会実行委員
大会委員長:小出治都子(大阪樟蔭女子大学)
プログラム委員長:井上明人(立命館大学)
開催校実行委員:髙木大輔(大阪樟蔭女子大学)
大会実行委員:粟飯原萌(日本大学)、尾鼻崇(大阪国際工科専門職大学)、シン・ジュヒョン(立命館大学)、田端秀輝(フリーランス)、福田一史(大阪国際工科専門職大学)
プログラム委員:粟飯原萌(日本大学)、 小川充洋(帝京大学)、小野憲史(東京国際工科専門職大学)、尾鼻崇(大阪国際工科専門職大学)、川村景吾(フリーランス)、渋谷明子(成城大学)