投稿日:2026年4月1日 / 更新日:2026年7月3日


2026年4月1日 発足・施行

我々一般社団法人日本デジタルゲーム学会会員は、デジタルゲームに関する学術、技術の進歩発展と普及啓蒙を目的とした研究開発活動が国境を超えて社会に対して強くかつ広い影響力を持つことを認識し、研究者または開発者として研究開発活動を通して社会に貢献し公益に寄与することを願い、適用される法令とともに、本倫理綱領に基づいて行動する。

1 社会の一員として

◆1.1 公衆の安全、健康および福利を最優先する。

◆1.2 他者の生命、健康、安全、財産を侵害しない。

◆1.3 他者の人格とプライバシーを尊重する。

◆1.4 他者の知的財産権と知的成果を尊重する。

◆1.5 倫理的かつ持続可能な慣行の遵守に努める。

◆1.6 社会における文化の多様性と社会的包摂に配慮し、すべての人を公平かつ敬意を持って扱い、性別、性的指向・性自認、障がい、容貌、体型、年齢、国籍、出身国、出身地域、人種、民族、宗教、信条、社会的または経済的地位などの特性に基づく差別を行わない。

◆1.7 いかなる種類のハラスメントも行わず、また学会活動等におけるハラスメントの防止に務める。ここで、ハラスメントとは、本学会の活動における関係または地位を利用して行われる、当事者が望まない不当な行為のことをいい、以下に示す行為またはこれらに準ずる行為のことである。

   1.7.1 差別的なコメントや、不快感を与える発言

   1.7.2 脅迫、ストーキング       

   1.7.3 同意を得ないで実施する撮影や録音

   1.7.4 発表や参加の妨害

   1.7.5 不適切な身体的接触

   1.7.6 性的な画像の掲示等を含む不適切な情報の開示

     1.7.7 上記の各行為の推奨や擁護

   1.7.8 上記以外の場合においても、会員が不快・不安に感じる発言や行動

◆1.8 虚偽または悪意のある行動、噂、またはその他の口頭または身体的虐待によって、他者、その財産、評判、または雇用等を傷つけないようにする。

◆1.9 公衆の安全を脅かす可能性のある情報を得た場合は、まず関係者内で問題を解決するよう努力し、それによって解決しない場合は学会理事・事務局等と相談する。

2 専門家として

◆2.1 たえず専門能力の向上に努め、研究および開発等の業務においては最善を尽くす。

◆2.2 人を対象とした実験を実施する際には、取得したデータが研究終了後も含めて漏洩することのないよう厳重に管理する他、使用する際には個人が特定できないように配慮する。大学や各組織が「人を対象とする倫理審査委員会」を保有している場合には、その委員会で定める規程に準ずるとともに、論文等の中にはその旨記載すること。

◆2.3 デジタルゲームがもたらす社会やユーザへの影響とリスクについて配慮する。

◆2.4 依頼者や共同研究者等との契約や合意を尊重し、守秘義務を守る。

◆2.5  実際のまたは認識された利益相反が存在する場合は影響を受ける当事者に開示する。

◆2.6 専門的活動における違法行為を回避し、あらゆる形態の贈収賄を拒否する。

3  組織責任者として

◆3.1 日本デジタルゲーム学会の各活動を通して影響を受けるすべての人々の要求に配慮し、その尊厳を損なわないようにする。

◆3.2 社会における文化の多様性と社会的包摂に配慮し、研究大会等を開催する際には性別、性的指向・性自認、障がい、国籍、出身国、出身地域、人種、民族、宗教、アレルギーの有無や宗教上の理由による食事等に基づく差別を行わない。

◆3.3 デジタルゲーム学の研究および開発等活動全般における倫理やリスク等について、会員が属する大学や会社等組織の構成員が学ぶ機会を設ける。

◆3.4 会員がこの倫理綱領に従うことを支援し、倫理綱領が遵守されるように努め、違反を報告した個人を保護し報復を行わない。