投稿日:2011年3月3日 / 更新日:2013年3月12日


3月11日に発生しました、東北地方太平洋沖地震により被災された皆様に
心よりお見舞い申し上げます。

今回の震災の影響を考慮し、3月17日(木)に開催予定だった、シンポジウム
「電子書籍の未来」が中止になるとの旨、主催者側からの連絡を受け
ました。多くの参加ご応募頂きました皆様並びに関係者の方々には、
ご迷惑をお掛けし大変申し訳ございません。

被災地の、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

DiGRA Japanは立命館大学アート・リサーチセンター主催の
「電子教科書」をテーマとしたシンポジウム「電子教科書の未来」を協賛いたします。本シンポジウムは、以下の日程で行われます。

日時 2011年3月17日(木)14:00-17:00
場所 立命館大学東京キャンパス
主催 立命館大学アートリサーチセンター
共催 立命館慶祥中学校・高等学校、立命館大学経営学部DML
[Design Management Lab]
協賛 日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)
参加に関するお問い合わせは以下までお願いします。

arc-jimuあっとarc.ritsumei.ac.jp
※あっとは@に差し替えて送付してください。

趣旨
現在、教育現場においても紙の使用量による
環境負荷の観点と、IT利用促進の観点からペーパーレスの学習方法
として各種の情報端末の活用が求めれる中で、タッチ機能を持つ
携帯型ゲーム機も注目されています。しかしソフトとして多くの
学習タイトルが発売されているものの、その学習効果や品質については科学的な視点からその有効性の検証がなされていない状況であり、教育現場や、過程から学習効果への疑問視や学習を妨げる存在としてゲームそのものに対する批判も存在しています。立命館大学ではサイトウ・アキヒロ教授の提唱する「ゲームニクス」の研究成果をテレビのリモコンやタッチパネル等の操作画面の設計など応用領域へ活用する実績を挙げてきました。これまで立命館大学と株式会社ベネッセコーポレーションでは、立命館慶祥中学高等学校の協力を得て、2009年10月より「ゲームのユーザーインタフェスのメカニズムを活用した学習コンテンツ」に関する産学共同研究を行ってきました。

このシンポジウムでは、予備調査から足かけ二年にわたる共同
研究の成果を発表するとともに、次世代の携帯型ゲーム機やタッチ
パネル型の情報端末を利用した新たなコンテンツの開発をめぐる
可能性と問題点について考えます。

スケジュール
14:00-14:15 イントロダクション 細井浩一
(共同研究プロジェクト代表/
立命館大学映像学部教授/
DiGRA Japan会長)

14:15-15:30 第一部 立命館大学Xベネッセ共同研究の概要と成果
大森雅之(株式会社ベネッセコーポレーション)
サイトウ・アキヒロ(立命館大学映像学部教授)
八重樫樫文(立命館大学経営学部准教授)
15:40-17:00 第二部 ゲームニクス理論とその応用可能性
イノベーション教育への<ゲームニクス>応用
鼎談:ゲームニクス~その可能性の中心
山上俊彦Xサイトウ・アキヒロX細井浩一