投稿日:2012年2月25日 / 更新日:2013年3月27日


日本デジタルゲーム学会2011年度年次大会開催のお知らせ
テーマ:デジタルゲーム研究の地平:ゲームある日常のこれまでとこれから

開催趣旨
現在ゲーム研究は「ゲーミフィケーション」といったキーワードでも表される様にこれまで以上に様々な研究領域へと浸透をはじめています。当学会においても、関西及び中部に新たな研究会を開設したのに加え、ゲームデザインに特化した研究会の開設を視野に勉強会を続けて参りました。産業界においてもスマートフォンやタブレッドデバイスの発展により、これまで以上にゲームを気軽にプレイできる環境が整備される様になりました。
そこで、2011年度の年次大会においてはゲームそのものを対象とした研究だけでなく、その周辺領域までを視座に「デジタルゲーム研究の地平」といたしました。その結果、従来の研究内容に加え、バーチャルリアリティ、医療・福祉、産業研究、文化、開発技術など多様な研究領域の研究をこの度の年次大会において発表していただく運びとなりました。この大会をきっかけに、皆様にとってデジタルゲームの可能性とその存在意義を改めて考えるうえでの一助になることを期待しております。

日時 2012年2月25日(土)、26(日)
場所 立命館大学衣笠キャンパス充光館及び清心館他
参加費用:
非会員(一般) 3000円
非会員(学生) 2000円
会員(一般)  2000円
会員(学生)  1000円
懇親会費: 3000円
特別公開シンポジウムのみの参加:無料

日本デジタルゲーム学会2011年次大会主要日程
今年度年次大会の主要日程をお伝えします。なお個別具体的な研究発表のスケジュールについては下部のリンクを参照ください。

1.日本デジタルゲーム学会年次総会
年次総会は、25日(土)の13時00分より衣笠キャンパス内のシアター型教室、充光館301にて開催します。今回は規約改正に関する提案がございますので皆様のご参加をよろしくお願いします。

2.学会懇親会(要登録)
日時 2012年2月25日(土)
時間 18:00〜20:30
定員 70名
会場 立命館大学衣笠校舎第一体育館内
(学内食堂を貸し切ります)

3. GameonAsia連携講演The Future of Game, AI, and Computer Graphics (ゲーム、AI、CG が作る未来)

概要:
当日に同時開催されるGameonAsiaとの連携でおこなう特別講演。ゲーム技術に関係する今後の展望、とりわけ、A.I.,CGなどについて、当学会会員で株式会社スクウェア・エニックステクノロジー推進部、リードA.I.リサーチャーの三宅陽一郎氏が講演します。
日時 2012年2月25日(土)
時間 15:00~16:00
会場 充光館301
共催 立命館ゲーム研究センター

4.DiGRA Japan基調講演「デジタルゲーム産業の起源(仮)」
概要:
日本国内におけるゲーム産業黎明期についてアーケードゲームを中心に据えつつ克明
に記録した名著『それはポンからはじまった』の作者である赤木真澄氏による講演になります。

登壇者:赤木真澄氏 『それは「ポン」から始まった-アーケードTVゲームの成り立ち』筆者
コーディネータ: 岩谷 徹氏 東京工芸大学 教授

日時 2012年2月25日(土)
時間 16:20~17:40
会場 充光館301

5. 特別公開シンポジウム「ゲーミフィケーションとは何か」(要登録)
概要:
「ゲーミフィケーション」という言葉がゲーム業界内外で頻繁に聞かれるようになりました。本シンポジウムでは、モデレータに当学会会長の細井浩一教授を据え、このキーワードをテーマとした書籍を出版した方々をお招きし、筆者自身の言葉で「ゲーミフィケーション」の意義について言及していただきます。

登壇者:
藤本徹氏  東京大学特任助教
井上明人氏 国際大学GLOCOM助教
深田浩嗣氏 株式会社ゆめみ代表取締役
モデレータ:
細井浩一氏 立命館大学教授/日本デジタルゲーム学会会長

日時 2012年2月26日(日)
時間 13:00~14:30
会場 充光館301
共催 立命館大学ゲーム研究センター

詳細につきましては、各発表セッションや、立命館大学へのアクセスなどを含めた情報をPDFにして日本デジタルゲーム学会2011年次大会概要としてまとめましたのでご参照ください。

また、発表スケジュールの詳細は日本デジタルゲーム学会2011年次大会発表スケジュールを確認ください。