投稿日:2010年2月18日 / 更新日:2013年3月27日
「メディアの変遷とゲームジャーナリズムの変化」(DigraJ公開講座10年2月期)
2010年2月18日(木) 18:30 開始
デジタルゲーム産業は、ゲーム情報を伝えるマス・メディアと共に発展して来た歴史を持ち、ゲームジャーナリズムはこれまでゲーム産業で大きな役割を果たして来ました。
その情報はユーザーにゲーム情報やゲームの楽しみ方を伝えると共に、ユーザーの間でゲーム情報を共有し、「ゲームについて語る」という文化を産み出して来ました。
雑誌、インターネット・サイト、ラジオ、DVD、動画配信、twitterなど、メディアの変化・発展と共に、双方向のメディア時代に適応しつつ、ゲーム情報を伝えるメディアは、求められる役割を果たしながら、多様化し、より一層の発展を続けています。
本セミナーでは、こういったゲームジャーナリズムの歴史的変化を明確に捉えるため、こういった変化と共にキャリアを積まれて来たゲーム雑誌、ゲームサイトの編集者、ジャーナリストの皆様を講師に迎え、各自の経験に即した歴史的な変遷を講演して頂きます。そして、お互いの視点を共有しつつディスカッションを行い、これからのゲームジャーナリズムの展望を描き出したいと思います。
皆様のお越しをお待ちしております。
※このページの末尾に予約申し込みフォームがあります。
当日までに予約が満席でない場合に限り、当日参加も可能です。
<概要>
■タイトル:
「メディアの変遷とゲームジャーナリズムの変化」
■講師:
川口 洋司
(株式会社コラボ代表取締役、一般社団法人日本オンラインゲーム協会事務局長、元「Beep」編集長)
渡辺 一弘
(株式会社スパイク プロデュース部 プロデューサー)
編集者歴
1993年~1997年 ソフトバンク時代 (Theスーパーファミコン→Theプレイステーション)
1999年~2006年 ソニー・マガジンズ時代 (ハイパープレイステーション
船津 稔
(GAME Watch編集部)
■開催日時:
2010年2月18日(木) 18:30開始 21:00終了
※受付開始時間は18:00からです。
■場所:
東京大学本郷キャンパス 工学部新2号館9階92B教室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_04_03_j.html
■司会:
井上 明人
(GLOCOM 研究員/助教)
小野 憲史
(ゲーム・ジャーナリスト、DiGRA JAPAN 学会員、元「ゲーム批評」編集長)
三宅 陽一郎
(株式会社フロム・ソフトウェア、DiGRA JAPAN 研究委員)
※問い合わせ先: 三宅 y.m.4160(あっと)gmail.com
■企画協力:
小野 憲史
■タイムテーブル
年代順に沿って講演して頂きます(各30分)
80年代編
川口 洋司「ゲーム情報メディアの創世期から成長期まで」
90年代編
渡辺 一弘 「ゲームメディアの成熟と転換」
休憩(15分)
00年代編
船津 稔「ウェブメディアの登場と拡散」
パネルディスカッション・質疑応答
パネル司会:井上 明人
■講演内容
川口 洋司
「ゲーム情報メディアの創世期から成長期まで」
[概要]
1985年コンシューマーゲーム市場の成立とともに誕生したゲーム情報誌。
その成り立ちからゲーム誌黄金時代に至るまでのメディアの推移と役割を解説する。
渡辺 一弘
「ゲームメディアの成熟と転換」
[概要]
80年代の第一次創刊ラッシュを経て、プレイステーションの登場を境に第二次創刊ラッシュを迎えたゲーム雑誌の変遷と果たした役割について、当時のトピックスを追いながら解説します。
船津稔
「ウェブメディアの登場と拡散」
[概要]
2000年代に入りインターネットの広がりと共にWEB上におけるメディアが登場。
拡大していく中で、我々はなにを伝えることができたのか。
さらにはインターネットの技術の進歩に合わせ、広がりを見せる情報流通の中、我々はなにを行なうべきかを探りたいと思います。
■定員:
120名
(予約が満席の場合は、当日参加受付はございません。また、当日参加の方は受付でお待ち頂く場合がございます。ご了承下さい。)
■参加費:
日本デジタルゲーム学会 正会員・学生会員:無料
日本デジタルゲーム学会 賛助会員:(一口あたり申込先着3名まで)無料
非会員:1,000円
(当日、受付にてお支払いください)
※当日の学会入会は受け付けておりません。入会を希望される方は、必ず開催2日前までに会員登録及び年会費の振り込みを完了させてください。
※領収書が必要な方は、入力フォームの領収書宛名欄に、(登録氏名と同じであっても)領収書の宛名をご入力ください。ご入力がない場合は、領収書は発行いたしませんので、ご了承ください。