投稿日:2006年7月21日 / 更新日:2013年3月27日


有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会オンラインゲーム専門部会第9回研究会「みえてきたオンラインゲームの未来像—次世代Webとオンラインゲーム。日本のオンラインゲームはどこに行く—」

開始時間 18時20分

日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)は、有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会主催「オンラインゲーム専門部会 第9回 研究会」に協力いたします。
当日は魏晶玄氏(韓国コンテンツ経営研究所 代表/ソウル中央大学 経営戦略学科 助教授)、 山口浩氏(駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 助教授)の両氏をお招きし、学術的見地からの講演会が行われます。
DiGRA JAPAN学生会員の方は、参加費が無料となりますのでぜひともご参加ください(参加申込方法は、本文末をご参照ください)。

URL:http://www.bba.or.jp/bba/archives/2006/06/_9.html
主催:有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会
協力:日本デジタルゲーム学会(DiGRA JAPAN)
日時:2006年7月21日(金)18:20〜20:50 [開場18:00]
場所:東京大学 本郷キャンパス 山上会館 2F大会議室
住所:〒113-8654 東京都文京区本郷 7-3-1  Tel:5841-2320, 2330(代表)
交通:地下鉄丸の内線、大江戸線 本郷三丁目駅より徒歩8分
地下鉄千代田線 湯島駅より徒歩8分
※東大正門、赤門、龍岡門から山上会館まで、徒歩で数分かかりますので、お時間に余裕をもってご来場ください。

■プログラム:
※講演者の都合により、変更になる可能性もございます。
●部会長挨拶
オンラインゲーム専門部会 部会長(IGDA日本代表)  新 清士 氏
●講演「次世代Webとオンラインゲーム」約60分
駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 助教授  山口 浩 氏
(講演者略歴):1963年生まれ。東京都立大学(現・首都大学東京)法学部卒。博士(経営学)。駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 助教授。国際基督教大学社会科学研究所研究員。専門分野はリアルオプション、予測市場、その他ファイナンス、経営学、仮想世界の経済等。著書「リアルオプションと企業経営」(2002年、エコノミスト社)、「ジャレフ・ジャーナル2003:不動産金融工学と不動産市場の活性化」(共著、2003年、東洋経済新報社)、「金融工学事典」(共著、2004年、朝倉書店)、「金融・契約技術の新潮流と企業の経営戦略」(共著、2006年、東洋経済新報社)。論文”Real Option Analysis of Land Taxation Policy Under Mean-Reverting Land Prices.”( 「経営財務研究」22巻2号132-149頁。)、”Real Option Analysis of Kanshi Kuiki Regulation.”( 「応用地域学研究」8巻1号43-54頁。)、”An Analysis of Virtual Currencies in Online Games.”( http://papers.ssrn.com/sol3/papers.cfm?abstract_id=544422)。翻訳「リアルオプション」(共訳、レノ・トゥリジオリス著、エコノミスト社)。講演「『ゲーム内経済学』とその意義」(2006年、AOGC2006東京)
●講演「日本のオンラインゲーム。進化・発展の方向性は正しいか」約60分
韓国コンテンツ経営研究所 代表/ソウル中央大学 経営戦略学科 助教授 魏 晶玄 氏
(講演者略歴):1964年生まれ。ソウル大学経営学部経営学科を卒業(韓国)後、東京大学大学院経済学研究科で博士学位修得 (日本文部科学省国費奨学生)、東京大学経済学部リサーチ・アソシエイトを経て、ソウル中央大学(韓国)助教授。コンテンツ経営研究所所長。東京大学大学院情報学環・学際情報学府客員助教授。「韓国電子新聞」(IT産業専門日刊紙)コラムニスト、韓国ゲーム産業協会諮問委員、韓国戦略経営学会理事、韓日経商学会理事を歴任。著書「韓国のオンラインゲームビジネス研究」(東洋経済新報社)、「オンラインゲームビジネスの経営戦略」(韓国語)、「イノベーションの組織戦略」(信山社)。論文「韓国オンラインゲーム産業の成立プロセス」、「経路依存性によるユーザー群の属性分析—オンラインゲーム「リネージュ」ユーザーの日韓比較—」、「企業収益への貢献の視点からみた消費者タイプ:韓国オンラインゲームのユーザー分析」、「Beyond online game, Beyond game-item trading」など。
●質疑応答
司会:オンラインゲーム専門部会 部会長(IGDA日本代表)  新 清士 氏

■「オンラインゲーム専門部会」第9回研究会のねらい:
オンラインゲームはインターネットの特性を生かし、多人数が同時にバーチャル世界を共有するコンテンツとして成立してきた。
一方、最近Webコンテンツに新時代が到来しつつあるといわれる。個々に発達したウェブ技術の組み合わせ、融合と、ブロードバンド・インフラの世界的な普及により、インターネットの特性を活かした、Web 2.0と言われる概念が提唱され、多くの技術者、ビジネスに影響を与えつつある。
オンラインゲームもWebコンテンツのひとつとして、次世代Webの概念に影響を受けたタイトルが生まれることが予想され、オンラインゲームの技術、ビジネスの両面に進化を促す可能性が高い。これからオンラインゲームはいかに変容し、どこに向かうのか。いまだ多くの可能性を秘めている。

今回は、Web 2.0をはじめとするWebコンテンツ新時代の背景を踏まえ、韓国コンテンツ経営研究所 代表/ソウル中央大学 経営戦略学科 助教授 魏 晶玄 氏、駒澤大学グローバル・メディア・スタディーズ学部 助教授 山口 浩 氏の両氏をお招きし、学術的見地からオンラインゲームの未来像について講演会を行う。
魏 晶玄 氏には、インターネットの普及とともに急激に発展した日本のオンラインゲームについて進化のベクトルを見誤っていないか、ボーダレスなネット世界におけるオンラインエンターテインメントの中で日本のオンラインゲームは今後どう進化してゆくべきか、韓国の事例をもとにオンラインゲームの未来像をご提案いただく。
山口 浩 氏には、近年登場したWeb 2.0をはじめとする次世代Webサービスとオンラインゲームについて、それぞれの特性を経済学の観点から比較しつつ、Webコンテンツとしてオンラインゲームがどのように進化してゆくかを、進化に必要な条件、発展の可能性など、幅広い視点からご講演いただく。

■対象: オンラインゲーム・ディベロッパー、パブリッシャー。オンラインゲーム事業に新規参入を検討される個人または事業者。学術研究者ならびにオンラインゲームに関する学術研究を志す学生。その他、このテーマに関心のある方なら、どなたでも参加することができます。

■定員: 100名(定員になり次第、受付を締め切ります。)

■参加費:
・DiGRA JAPAN学生会員無料(参加申込が必要です。DiGRA JAPAN正会員・準会員は一般2,000円となります。)
・BBA法人会員無料(5名様まで)
・BBA個人会員1,000円
・一般2,000円