投稿日:2012年9月2日 / 更新日:2013年3月13日


この度、日本デジタルゲーム学会関西地域研究会は、IGDA関西、コーディネータも兼ねる株式会社KINSHA、並びに立命館大学ゲーム研究センター等と共同で、第5回目を迎える京都ゲームデベロッパー交流会&勉強会を開催いたします。登壇者はフリージャーナリストで、IGDA日本副代表を務める新清士氏。 同氏から変革が進む世界ゲーム産業の現状を語っていただきます。是非これを機会に皆様と交流を深められればと存じます。 開催概要は以下のとおりです。 なお、参加の場合は、

①参加者氏名
②所属名
③メールアドレス
④交流会への参加有無
上記内容をdigrakあっとkinsha.co.jpまでご連絡お願い申し上げます。
(あっとを@に変換してください)詳細は、以下をご確認ください。
http://www.kinsha.co.jp/digrak/

開催日時 2012年9月7日(金)※要予約(申し込み締め切り:9月5日(水)まで)
会場 京都リサーチパーク東地区 KISTIC 2階 会議室
http://www.krp.co.jp/access/index.html

講演テーマ 世界ゲーム産業最前線
講演者 ジャーナリスト・IGDA日本 副代表 新清士氏
講演時間 17:00〜18:00
交流会会場 Japanee Dining Cafe and Bar YEBISU
時間: 18:45〜20:15
参加費用:無料(交流会は学生2500円、一般3000円)

<講演概要>
ゲーム産業の様相は急激に変化してきています。家庭用ゲーム機市場中心だったものが、急激にソーシャルネットワークや、モバイルへと移行し、全世界でゲームプレイヤー人口が爆発的に増加し、ゲームを作る人々も全世界に急増しています。日本でも、新しいソーシャルゲーム企業として、DeNAとグリーが、誰もが予想しなかったペースで急成長したのはご存じの通りです。

ところが、わずか5年あまりで、2億5000万人以上のユーザーを抱える世界最大のプラットフォームに躍り出たはずの米ジンガが昨年12月に上場後、株価が30%以下にまで下がりました。そのため、アメリカではソーシャルバブルが終わったとまで言われるようになりました。

今、ゲーム産業に何が起こっているのでしょうか?

将来を正確に予見するということは、ほとんど不可能です。10年前にはこれほどのペースで、アイテム課金のビジネスモデルが広がることも予期できませんでしたし、ソーシャルゲームそのものが市場形成をすることも予期できませんでした。ただ、言えることは、不思議なことに市場規模からみると自動車などに比べはるかに小さいにも関わらず、ゲームがコンピュータ技術の発達と密接に絡み合って、発展するパターンが存在しているということです。
それは一体何を意味しているのでしょうか? ゲーム産業で今起きている変化を解説しながら、未来のゲームと人間との関係性はどのようになろうとしているのかを、この講演の中でご紹介していきたいと思います。(新)