投稿日:2012年3月27日 / 更新日:2013年3月13日


ゲームメディア研究会はゲームとメディアの関係について議論を行う研究会です。この第三弾として研究会「ゲーム雑誌の誕生と成長」を開催いたします。
第一回目の内容は紙からインターネットにメディアが変遷する中で、ゲームジャーナリズムとゲーム産業の関係性がどのように変化していったかを、ゲームメディアの担い手の立場から議論しました。
第二回目は視点をゲームメーカー側に移し、同様にメディアが変遷する中で、ゲームの作り手側がユーザーコミュニティをどのように形成していったかを、宣伝・広報の立場から議論しました。
第三回目となる今回は、再び視点をゲームジャーナリズム側に移し、「ゲーム雑誌」がどのように誕生してきたのか、その黎明期の状況を紐解きます。パソコン雑誌や攻略本、さらには一般メディアの中から、ゲーム雑誌がどのように分離し、独自のメディアとして成立していったのか。黎明期ならではの知見や歴史を共有する試みです。
当日は元「BEEP」編集長の川口洋司氏(現:コラボ代表取締役)をコーディネーターに迎えて、元「ログイン」編集長の高橋義信(ピョン太)氏(現:オレンジリーフ代表取締役社長)をはじめ、80年代のゲームメディア/ゲーム雑誌の第一線でご活躍された編集長クラスの方々を中心にご参加いただき、テーマを掘り下げていきます。詳細につきましては確定次第、アップデートしていきます。

詳細:
◆日時:4月21日(土) 13:30ー17:00(13:00開場)
◆会場:国立情報学研究所(東京・一ツ橋)
http://www.nii.ac.jp/

◆参加資格:ゲーム業界関係者、研究者、ゲーム業界に関心のある一般の方、学生
◆参加費
日本デジタルゲーム学会 正会員・学生会員:無料
日本デジタルゲーム学会 賛助会員:(一口あたり申込先着3名まで)無料
非会員:1,000円
(当日、受付にてお支払いください)
◆定員 40名

◆スケジュール
13:00 開場
13:30 主催者挨拶
13:45 第一部 講演1
14:30 休憩
14:45 第一部 講演2
15:30 休憩
15:45 パネルディスカッション
17:30 終了
18:00 退出・懇親会

◆主催:日本デジタルゲーム学会
企画協力:株式会社 新産業文化創出研究所
協賛:アイオープラザ

◆申し込み:「こくちーず」からお申し込みください
http://kokucheese.com/event/index/32187/

◆企画者紹介
鴫原盛之:フリーライター・コンテンツ文化史学会会員。1993年よりゲームライター活動を開始。その後ゲームメーカーの営業やゲームセンター店長などの職を経て、2004年よりフリーとなる。著書は『ファミダス ファミコン裏技編』(マイクロマガジン社、2006年)、『ファミダスライト 裏技編』(マイクロマガジン社、2010年)、『ゲーム職人第1集 だから日本のゲームは面白い』(マイクロマガジン社、2007年)の他、共著によるゲーム攻略本・関連書籍も多数。最近ではアーケードゲームの開発補助やテレビ番組の制作協力も行っている。

◆コーディネーター紹介
川口洋司 ソフトバンク株式会社にて1987年日本初のゲーム誌「Beep」編集長をはじめ、「BEEP!メガドライブ」「Theスーパーファミコン」「セガサターンマガジン」などを企画、編集長および、出版事業部エンタティンメント部門の統括編集長を務める。現在、株式会社コラボ代表取締役・日本オンラインゲーム協会事務局長。

◆登壇者紹介
高橋義信(ピョン太) パソコンゲーム雑誌「ログイン」編集長を経て、株式会社アスキーでネットワーク関連事業に携わる。その後PC、コンシューマー向けのネットワークコンテンツの開発、運営に携わり、1998年にセガに出向。コンポジット取締役、ドワンゴ執行役員を経て、2006年にオレンジリーフを設立。。

◆補足
会場の都合上、事前登録が必須です。その際に氏名・所属先(企業名・部署名など)・メールアドレスの登録が必要となります。事前登録がない場合は入場いただけませんので、ご注意ください。