日本デジタルゲーム学会(DiGRA Japan)

理事選挙候補者 (理事会推薦者/候補者はランダム順に表示されます)

 

候補者氏名
ふりがな
候補者区分
選挙に向けて一言
 当学会、ゲーム学術分野での活動など
 略歴
遠藤 雅伸
えんどう まさのぶ
理事会推薦

日本のゲーム研究のために全力を尽くします

 第1期より理事を務め、第2期からは研究委員会委員長として、産業界から広くゲストを招いた公開講座を行って当学会の認知に貢献したり、 各種研究会や研究発表大会の開催を推進して学会活動の基盤造りを行った。

 81年千葉大学工学部卒業後、株式会社ナムコでアーケードゲームの開発に関わる。85年に株式会社ゲームスタジオを設立し、ゲームデザイナーとして多くの作品を作った。04年株式会社モバイル&ゲームスタジオ代表取締役会長(現取締役)となってゲーム開発会社の経営に乗り出し、06年より東京大学大学院で行われたコンテンツ創造科学産学連携教育プログラムの特任講師となって、ゲーム教育・研究に道に入り、11年より宮城大学客員教授となってゲームデザインを教えている。その内容は『遠藤雅伸のゲームデザイン講義実況中継』として紹介された。12年よりゲーム音楽専門のプロオーケストラである日本BGMフィルハーモニー管弦楽団代表理事。

小山 友介
こやま ゆうすけ
理事会推薦

社会科学系の調査研究者の増大に貢献させてください

デジタルゲーム学研究(学会論文誌)編集委員(2010~)
デジタルゲーム学会若手奨励賞(2013)
デジタルゲーム学会に論文(査読あり)1本,翻訳(Digra2007論文翻訳)1本
学術書・共編著1冊(『コンテンツ産業論』,東京大学出版会),テキスト1冊(『デジタルゲームの教科書』,ソフトバンククリエイティブ)

2002年京都大学経済学研究科修了,博士(経済学)
日本学術振興会特別研究員(京都産業大学),東京工業大学助手・助教を経て,2009年より芝浦工業大学准教授
専門:ゲーム産業論,コンテンツ産業論,進化経済学,社会シミュレーション

三上 浩司
みかみ こうじ
理事会推薦

 

産業界と学術界が混ざりあう新時代の学術組織の実現に寄与します

 本学会の編集委員会委員として2011年より活動.4年制大学にゲーム開発教育と研究を実践するカリキュラムを構築し,学術研究の一分野として確立.教育事例やゲームデザインやゲーム表現の研究事例を本学会やSiggraph,情報処理学会などの学会やCEDECなどで発表.情報処理学会編集委員(2012-),芸術科学会論文委員長(2011-2013)

1995年慶應義塾大学環境情報学部卒業,博士(政策・メディア:2008年慶應義塾大学).
1995年より日商岩井株式会社にてメディア関連ビジネスの立ち上げに従事.
1998年より東京工科大学片柳研究所クリエイティブ・ラボに従事し,現在はメディア学部准教授.主に3DCGを利用したゲーム,アニメの制作技術と管理手法の研究に従事.
2004年より,他大学に先んじて4年制大学においてゲーム開発教育を開始,その功績が認められ情報処理学会から優秀教育賞を授与される.
日本ディジタルゲーム学会のほかACM SIGGRAPH,芸術科学会,情報処理学会,映像情報メディア学会他に所属.また経済産業省,文部科学省やCESA,DCAj等の業界団体の委員を歴任する.

三宅陽一郎
みやけ よういちろう
理事会推薦

 

ゲーム開発とゲーム研究の相互作用による相乗的成果の創出を目指す

 2004年よりゲーム産業において人工知能技術の開発・研究に従事し本分野の発展に献身しております。2007年より研究委員として本学会の活動に寄与し特に2008-9年に月例で公開講座を主催しました。また広く同人・インディーズゲームの開発者の声をお聞きし論文の形でまとめ学会誌に掲載しました。現在は専門部会の設置に尽力してます。

株式会社スクウェア・エニックス リードAIリサーチャー
1975年、兵庫県生まれ。京都大学で数学を専攻、大阪大学で物理学(物理学修士)、東京大学工学系研究科博士課程(単位取得満期退学)。デジタルゲームにおける人工知能の開発・研究に従事。
IGDA日本ゲームAI専門部会設立(世話人)、DiGRA JAPAN 研究委員、人工知能学会会員。
共著『デジタルゲームの教科書』
ロングインタビュー『デジタルゲームの技術』
翻訳監修『ゲームプログラマのためのC++』『C++のためのAPIデザイン』(ソフトバンククリエイティブ)『はじめてのゲームAI』(WEB+DBPRESS Vol.68、技術評論社)。
その他、デジタルゲームAIに関する論文、解説記事、講演多数。Blogにて講演資料を公開している。

藤原正仁
ふじはら まさひと
理事会推薦

ゲーム研究者の交流を推進し、学術ネットワークの発展に尽力します

  日本デジタルゲーム学会設立メンバーとして事務局統括、DiGRA2007組織委員会委員、2015年夏季研究発表大会プログラム委員長等を歴任。日本デジタルゲーム学会年次大会では「ゲーム開発者のキャリア研究の国際的動向と今後の課題」、学会誌では「IGDA開発者満足度調査2014要約報告書」等の研究を発表。

専修大学ネットワーク情報学部准教授。 中央大学大学院商学研究科商学専攻博士前期課程修了、デジタルハリウッド大学大学院デジタルコンテンツ研究科デジタルコンテンツ専攻専門職学位課程修了。東京大学大学院情報学環特任研究員・特任助教、青山学院大学社会情報学部・経営学部兼任講師、専修大学ネットワーク情報学部講師等を経て、現職。 コンテンツ分野における人材育成に関する研究、デジタルゲームの表現と倫理に関する研究等に従事。主な著作は、Gender Considerations and Influence in the Digital Media and Gaming Industry(共著)。

藤本 徹
ふじもと とおる
理事会推薦

日本のデジタルゲーム研究のレベルアップに貢献します

 日本デジタルゲーム学会編集委員、広報委員、年次大会実行委員(2010-2012年)
「デジタルゲーム学研究」第4巻2号「シリアスゲーム」特集エディタ—
Games & Culture Reviewer
シリアスゲームジャパン代表

東京大学 大学総合教育研究センター 助教
1973年大分県別府市生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。民間企業等を経てペンシルバニア州立大学大学院博士課程修了。博士(Ph.D. in Instructional Systems)。
2013年より現職。東京工芸大学芸術学部ゲーム学科非常勤講師等を兼務。専門は教授システム学。特にゲームの教育利用や社会的応用の研究、シリアスゲーム開発者教育に従事している。
コンピュータ利用教育学会(CIEC)理事、NPO法人Educe Technologies理事。
著書に「シリアスゲーム」(東京電機大学出版局)、訳書に「テレビゲーム教育論」(同)、「デジタルゲーム学習」(同)、「幸せな未来は「ゲーム」が創る」(早川書房)など。

中村 彰憲
なかむら あきのり
理事会推薦

学会の更なる国際化のために尽力します

 日本デジタルゲーム学会は学会設立から発起人として携わる。現在は副会長兼広報委員長。京都、立命館大学にて開催した日本デジタルゲーム学会2011年次大会では実行委員長と広報委員長を兼務し、早期から広報展開を進め、開催規模、参加者数拡大に務めた。

 03年名古屋大学大学院国際開発研究科博士後期課程修了。立命館大学映像学部教授。博士(学術)。
 専門分野は、国際経営、組織論。05年、『中国ゲームビジネス徹底研究2005』を上梓。『ファミ通ゲーム白書』では、創刊時から一貫して中国並びに新興市場を担当する。12年、GPSを活用した観光誘致型携帯ゲーム開発に関する産学公連携事業に参画。成果をGame Developers Conference 2012
Smartphone and Tablet Games Summit で発表した。東京ゲームショウアジアビジネスフォーラムアドバイザー(2010-2011)、太秦戦国祭り実行委員長(2010‐2012)などを歴任。

岩谷 徹
いわたに とおる
理事会推薦

「遊び心」に訴求するゲームの奥深さを、改めて見直して下さい

 2006年5月~現在まで本学会理事、2007年9月開催のDIGRA2007にて講演、2008年8月~現在まで本学会誌編集委員、2010年12月開催の年次大会にて講演、2012年2月開催の年次大会にて基調講演コーディネーター、2013年3月開催の年次大会にて企画セッション講演学会。

 1977年に株式会社ナムコに入社、1980年にビデオゲーム「パックマン」を制作。
「パックマン」(Pac-Man)は『食べる』をテーマに制作され、世界中で高い評価を受けた。
2010年6月にギネスブックからパックマン開発者として個人認定された。
2007年4月より、東京工芸大学芸術学部ゲーム学科 教授。
2011年4月より、同学大学院ゲームメディア領域 主任教授兼務。
株式会社バンダイナムコゲームス フェロー。
書籍「パックマンのゲーム学入門」単著、エンターブレイン社。

松隈 浩之
まつぐま ひろゆき
理事会推薦

ゲームを取り巻く事象の学術研究への取り組みを推進する

 

 九州大学大学院芸術工学研究院准教授
 1970年佐賀生まれ。九州芸術工科大学卒。1997年から6年間凸版印刷株式会社でCGデザイナーとして従事後、2003年より現職。アニメーションやゲーム等のコンテンツデザインを中心に研究開発を行う。2009年から2014年の6年間、産学官連携での福岡市委託事業「シリアスゲームプロジェクト」代表を務め、シリアスゲームの制作・普及啓発活動を行いながら若手クリエイターの育成及び、ゲームをはじめとするデジタルコンテンツの新たな分野での発展に力を注いでいる。現在も継続して病院や福祉施設と連携しながら、主に高齢者のためのリハビリ・ヘルスケアを目的としたシリアスゲームゲームの研究開発を行なっている。2012年度デジタルゲーム学会福岡大会副実行委員長をはじめ学会の研究活動に従事。福岡をはじめとする北部九州を世界的なゲーム産業拠点にすることを目指した産学官連携を活動を積極的に推進。

細井 浩一
ほそい こういち
理事会推薦

 

ゲーム研究のさらなる発展のために学会活動の活性化に尽力します

  副会長を経て今期まで会長職を拝命してきました。国内で最大規模のゲーム分野の学術組織として、研究活動を主軸とする学会運営と各研究活動の活性化、国際化の進展、また学会規約に基づく安定的な学会運営体制の確立を最重要課題としつつ職務を務めさせていただきました。

  立命館大学映像学部教授。博士(経営学)。1998年、産学公連携でデジタルゲームの保存と社会的活用を目指すゲームアーカイブ・プロジェクト(GAP)を立ち上げました。ゲーム研究を進めるすべての方々にとって、その前提となるゲームプロダクトとその情報を可能な限り保存する必要性を現在も痛感しています。立命館大学映像学部においては、新しい社会ビジネスモデルに基づき、ゲームを始めとするコンテンツ分野の活性化と地域振興を同時に進める研究を行っている他、情報技術とコンテンツを活用した多様な産学公地連携型のプロジェクトを推進しています。