投稿日:2018年10月2日 / 更新日:2019年7月12日


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日本デジタルゲーム学会 ニューズレター  第113号
2018年 10月 2日
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◇このニューズレターは日本デジタルゲーム学会正会員・学生会員・賛助会員の
方々にお送りしております。
レイアウトが崩れている場合、等幅フォントでご覧ください。

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【1】第9回年次大会は2019年3/3-4に岡山理科大にて開
【2】『DiGRA 2019』京都・立命館大学での開催のお知らせ
【3】公益財団法人 科学技術融合振興財団(FOST) 助成金・補助金の募集
(応募締切:10月15日)
【4】中山隼雄科学技術文化財団 調査研究並びに助成研究の募集
(応募締切:10月15日)
【5】中国ゲーム産業史が発刊されました
【6】松永 伸司 「ビデオゲームの美学」10月出版予定
【7】KMD x IGCC「アーケードゲーム転換期と、それを作ったゲームたち」
Youtubeにて動画公開中
【8】『デジタルゲーム学研究』投稿規定改訂のお知らせ
【9】「日本でゲーム研究を専攻できる大学院・大学リスト」情報募集
【10】学会誌自由投稿論文・記事募集のお知らせ
【11】賛助会員のご案内
【12】広報委員長(代理)のひとごと
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学会公式Webページ: http://digrajapan.org/

学会facebook: https://www.facebook.com/digrajapan

学会twitter: https://twitter.com/digra_japan

学会Instagram:https://instagram.com/digrajapan/

学会youtube: https://www.youtube.com/digrajapan

学会Twitch: https://www.twitch.tv/digrajapan

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【1】第9回年次大会は2019年3/3-4に岡山理科大にて開
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第9回年次大会は、2019年3月3日(日)から3月4日(月)に、
岡山理科大学 http://www.ous.ac.jp/ にて開催されることになりました。
CFPなど詳細は随時、本ニューズレターおよび公式WebページやSNSにてご連絡い
たします。
みなさま日頃の研究成果の発表、およびご参加をお待ちしております。

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【2】『DiGRA 2019』京都・立命館大学での開催のお知らせ
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DiGRA 2019が2019年8 月6 日(火)から10 日(土)までの間、京都の立命館大学で
「DiGRA 2019」を開催されます。大会のテーマは「ゲーム、プレイ、そして台頭
するルド・ミックス※」です。
先日CfPが発表され募集テーマおよび各期限が公開されました。

http://www.digra2019.org/call-for-paper/

サブテーマは以下の8つです。
・Games spectatorship
・Games business
・Philosophy and critique
・IP, law and games
・Making sense of play and players
・Computer games and artistic expression
・Serious games
・Doing games research

各テーマの詳細は、http://www.digra2019.org/call-for-paper/ にて確認でき
ます。

各申し込み締め切りは以下の通りです。
・受付開始:2018年12月5日
■フルペーパー、要旨、パネル、博士論文コンソーシアム
・最終提出期限:2019年2月5日
・採録通知:2019年3月18日
■ワークショップ
・最終提出期限:2019年4月8日
・採録通知:未決定

・審査された論文の最終提出期限:2019年5月28日
・会議の開催日:2011年8月6日-10日

基調講演には、ゲームクリエーターで慶応大学教授の水口哲也氏とe スポーツの
世界的権威でマサチューセッツ工科大学(MIT)教授のT.L.Taylor氏が登壇されま
す。
日本デジタルゲーム学会の会員の皆様におかれましては、奮って研究の応募をよ
ろしくお願いします。

※ルドミックス(Ludomix)とはゲームを中心としたメディアミックス(Mediamix)が
広がりつつある昨今の状況を反映して考案された造語です。

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【3】公益財団法人 科学技術融合振興財団(FOST) 助成金・補助金の募集
(応募締切:10月15日)
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公益財団法人 科学技術融合振興財団(FOST)にて、平成30年度の助成の募集を行っ
ています。

応募締切は、10月15日(月)となっております。
下記課題に該当する研究活動をされている方は、是非応募をご検討ください。
※応募に関する詳細や申請書はFOSTのホームページ http://www.fost.or.jp/
ご参照ください。

1. 研究助成
課題A  シミュレーション&ゲーミングに関する調査研究
課題B
1) 情報技術、ネットワーク技術を応用したシミュレーション&ゲーミングによる
学習用ソフトウェアの試作
(学習用ソフトウェアを通じて行う青少年科学技術啓発活動)
2) 社会に役立つシリアスゲームの調査研究

2. 補助金
課題C  シミュレーション&ゲーミングの先進的独創的な手法の研究

3. 応募締切日
平成30年10月15日(月)

4. 応募お問合せ先
〒223-0062
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-4-24
公益財団法人科学技術融合振興財団
TEL:045-562-5432 FAX:045-562-6132
HP :http://www.fost.or.jp/
E-mail :secretary[あっと]fost.or.jp

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【4】中山隼雄科学技術文化財団 調査研究並びに助成研究の募集
(応募締切:10月15日)
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現在、公益財団法人 中山隼雄科学技術文化財団では調査研究並びに助成研究の募
集を行っております。
調査研究、助成研究とも、応募期間は10月15日までとなっております。
該当する研究をされてる方は、詳細をご確認の上、奮ってご応募ください。

<調査研究>
ゲームの面白さや手法を使って、様々な社会的課題をみんなでゲームを楽しみなが
ら協力して解決していけるような、新しいゲームの創生に関する以下の課題につい
て研究を委託。

1.視覚的なフェイクニュースのバトルゲーム
~合理的思考を育てるゲームに関する研究~
2.仮想同行体験システムに関する研究
~コミュニケーションの多様化に対応する技術~

詳細は下記ページをご確認ください。
http://www.nakayama-zaidan.or.jp/activity-sp_research01.html

<研究助成>
助成研究A ゲーム分野の研究
1. 重点研究:
「社会と向き合う/人とつながるゲーム」
2. 基礎的・基盤的研究:
「ゲームの本質に関する研究」、「ゲームと人間に関する研究」
「ゲームと社会に関する研究」及び「ゲームと技術に関する研究」

助成研究B 「人間と遊び」に関する研究
「遊びの本質及び影響に関する研究」、「遊びの社会的諸活動への応用に関する
研究」及び「助成研究A又はBのいずれの課題にも属さない『人間と遊び』の研究」

国際交流 遊び・ゲーム等に関する国際会議等の活動
「応募者が遊び・ゲーム等に関する国際会議に「参加」する費用」
参加期間:2018年12月1日~2019年5月31日

詳細は下記ページをご確認ください。
http://www.nakayama-zaidan.or.jp/activity-grant01.html

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【5】中国ゲーム産業史が発刊されました
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DiGRA JAPAN会長を務める立命館大学映像学部の中村彰憲教授が執筆した
『中国ゲーム産業史』が、カドカワ株式会社のグループ会社で
『週間ファミ通』の販売元としても知られるGzブレインより発刊されました。

同書は長年の現地取材をもとに、中国ゲーム市場の歴史を記した産業史です。
1990年代から現在までの“混沌期”から“形成期”、“発展期”、拡大期”、そ
して現在と、中国ゲーム産業の時代背景を詳しく解説しています。中国がいかに
して世界最大規模のゲーム市場となったのか、今後どのようは発展が望めるのか
に対する理解を深めたい、またはそれらについて
授業、研究などでの参考にしたい場合は有効な書籍になっております。電子書籍
版については「BOOK☆WALKER」をはじめとする電子書籍ストアにて、一般的な書
籍については以下のオンラインショッピングサイト「ebten」にて購入が可能とな
っております。

<ebten内購入ページ> 書籍版:http://ebten.jp/p/7015018071951/

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【6】松永 伸司 「ビデオゲームの美学」10月出版予定
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本学会の松永 伸司 会員の著書である「ビデオゲームの美学」が10月に出版予定
となりました。

産業規模の拡大とともに、文化的重要性が増しつつあるビデオゲーム。
本書は、ビデオゲームを一つの芸術形式として捉え、その諸特徴を明らかにする
ことを試みる。スペースインベーダー、ドンキーコング、テトリス、パックマン、
スーパーマリオブラザーズ、ドラゴンクエスト、電車でGO!──多くの事例をと
りあげながら、ビデオゲームを芸術哲学の観点から考察し、理論的枠組みを提示
する画期的な一冊。
http://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766425673/

ということで、ぜひチェックしてみてください。

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【7】KMD x IGCC「アーケードゲーム転換期と、それを作ったゲームたち」
Youtubeにて動画公開中
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ポップカルチャーを研究する慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科(KMD)
杉浦研究室と、株式会社マトリックス大堀社長が設立したゲーム文化保存研究所
(IGCC)が、研究職と実務家の立場でコラボレーションするゲーム文化アーカイブ
プロジェクトを立ち上げました。
ゲームをアニメ・漫画と並ぶ「日本を代表する文化」として、立ち位置を確立す
るための業界周知活動を行っていきます。

現在、第一シーズンとして「アーケードゲーム転換期と、それを作ったゲームた
ち」が公開中。エレメカからNEOGEOまでの流れがを、Youtubeにて一年間じっくり
取り上げていくとのことです。

https://www.youtube.com/channel/UCaXd3V0hXeEyih6qtHvyKEA

出演:杉浦一徳(KMD)、大堀康祐(IGCC)、石黒憲一(娯楽産業研究家)
技術:水上恵太(法政大学大学院経済学研究科)

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【8】『デジタルゲーム学研究』執筆要項 改訂のお知らせ
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当学会の学会誌『デジタルゲーム学研究』の執筆要綱(投稿テンプレート)を
改訂しました。今回の改訂では、スタイルの設定方法などを大幅に見直し、
執筆マニュアルとしての情報を整理して記載しました。
今後の論文や記事の投稿の際にご活用ください。
また、投稿規定も査読方法についての記載を追加しました。

投稿規定改訂内容の詳細は、下記の投稿規定ページをご参照ください。
http://digrajapan.org/?page_id=321

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【9】「日本でゲーム研究を専攻できる大学院・大学リスト」情報募集
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学会サイトに掲載中の「日本でゲーム研究を専攻できる大学院・大学リスト」を
随時更新しております。夏はオープンキャンパスの時期であり、受験生が大学に
関する情報を集める時期でもあります。情報更新がありましたら、是非お知らせ
ください!
http://digrajapan.org/?page_id=1354

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【10】学会誌自由投稿論文・記事募集のお知らせ
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日本デジタルゲーム学会編集委員会では、会員の皆様からの自由投稿原稿を
募集しております。投稿は随時可能です。特に産業界の方からの積極的なご投
稿を心よりお待ちしております。

原稿種別は、論文(原著論文、実践論文、ショートペーパー等)と記事があり
ます。論文については、いわゆる「査読付き論文」としての審査を行います。
査読の結果、採択された論文は順次掲載可能な号に掲載いたします

記事については、会員の皆様からの幅広いテーマでの寄稿を募集しています。
ご投稿いただければ閲読ののち、こちらも順次直近の掲載可能な号に掲載いたし
ます。

<トピック例>
・参加記(ゲーム研究関連の研究大会、ゲーム産業分野のイベントなど)
・文献紹介・ゲームレビュー(文献紹介とともに、ゲーム作品評も募集します)
・開発・実践事例紹介(VRやIoTなど最新分野の取り組み紹介など)
・技術紹介(開発したゲームの工夫や課題)
・開発者回顧録(過去に手掛けた作品について残しておきたい記録

投稿にあたっては、投稿規定と執筆要項をご確認ください。
・投稿規定・執筆要項
http://digrajapan.org/?page_id=321

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【11】賛助会員のご案内
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当学会では賛助会員として、

・一般社団法人コンピュータエンターテインメント協会

・株式会社ゲームスタジオ

・株式会社コーエーテクモゲームス

・株式会社スクウェア・エニックス

・株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント

・公益財団法人 科学技術融合振興財団

・株式会社バンダイナムコエンターテインメント

以上の7団体に参加していただいております(50音順)。

http://digrajapan.org/?page_id=245

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【12】広報委員長(代理)のひとごと
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CEDEC 2018 著述賞に選ばれた、広報委員長の三宅さんと、電気通信大学の伊藤
先生と保木先生による「ゲーム情報学概論- ゲームを切り拓く人工知能」。
https://www.amazon.co.jp/dp/4339028851

その授賞式が先日のCEDEC 2018にて行われました。
https://www.famitsu.com/news/201808/24162856.html

「学術におけるゲームAIから産業におけるゲームAIまでを網羅した本で、ゲーム
開発者の机に並ぶ1冊として想定して書きましたし、社内教育などにもご活用いた
だければ」と語る三宅さん。新調したばかりというオーダーメイドのスーツを身
に纏った姿が壇上で輝いていました。