投稿日:2023年9月6日


当学会のゲームメディアSIGの代表の鴫原 盛之会員による著書「ナムコはいかにして世界を変えたのか──ゲーム音楽の誕生」が2023年8月下旬に刊行されました。

アーケードゲーム筐体から発せられるSEだけの時代からジングル、そしてオリジナルのBGMが導入されていく過程、ゲームコンポーザーの誕生、そしてゲーム音楽市場の発生に至るまで、1980年代後半までの出来事を中心に当事者への聞き取りを踏まえながら記されています。

詳細は下記ページをご覧ください。

https://www.ele-king.net/books/009466/


すべてはナムコからはじまった
『パックマン』『ギャラクシアン』『ニューラリーX』『ゼビウス』『マッピー』

いまや世界中で親しまれているゲーム音楽、その出生の秘密を探る

「今となっては信じられないことだが、初期の時代のビデオゲームにはゲーム音楽が存在しなかった。 〔……〕 では、いったいどのようにしてゲーム音楽が誕生し、やがて世界に類を見ない、日本独自のゲーム音楽市場が形成されるに至ったのか? 今までほとんど顧みられることがなかった、ゲーム音楽誕生から今日まで至る過程の歴史を紐解くにあたり、とりわけ絶対に避けて通れないのが、ナムコの黎明期の作品である」(まえがきより)

効果音から音楽へ──
多くの取材・証言から浮かびあがる、先駆者たちの試行錯誤と草創期の真実

投稿日:2017年8月1日



日本デジタルゲーム学会 ゲームメディアSIGは、8月10日(月)19時30分より第9回研究会「Webニュースサイトの歴史とトレンドの変遷」をYoutubeのDiGRA JAPANチャンネルにて放送いたします。

ゲームメディアのトレンドは、かつてのゲーム専門誌・攻略本などの紙媒体から、2000年前後にWebニュースサイトが相次いで登場したのを機に、現在ではWeb媒体へと完全にシフトた感があります。

今ではスマホを使用して、ニュースサイトやメーカー公式サイトから手軽に情報を得ることが可能となり、またユーザー自身がメディアとなってゲーム実況・動画の配信を行ったり、ユーザー同士で情報を集めた攻略wikiを独自に運営する例も珍しくありません。

そこで今回は、Webメディア初期の時代である2000年前後から現在に至るまで、現場の第一線で活躍する編集長をゲストにお招きし、記事の内容や読者層、あるいは広告・収益モデルなどが前時代と現在とではどのような違いがあるのか、またゲームメディアは今後どうあるべきかについて、ディスカッション形式によるオーラル・ヒストリーとして記録していきます。

(開催日時)

8月10日(木) 19:30~21:30
Youtube DiGRA JAPANチャンネル https://www.youtube.com/user/digrajapan

※動画ページは開催時刻になりましたら公開になります。
※終了時間は多少前後する可能性があります。

なお、放送中はTwitter上にて、みなさまからの質問を随時お受けいたします。ご発言の際は、ハッシュタグ #digraj を添えてツイートしてください。
(※内容や時間の都合などにより、すべてのご質問にお答えできない場合があります。あらかじめご了承下さい。)

■ゲスト紹介
・平信一
 株式会社ドワンゴ ニュース事業本部 副本部長
 ニコニコニュース編集長
 電ファミニコゲーマー編集長

国内最大級のゲーム情報サイト「4Gamer.net」の初期メンバーの一人。ゲーム業界を中心にした記事を執筆する傍ら、サイトの設計や企画立案などサイトの運営全般に携わる。「4Gamer.net」では、カドカワの川上量生氏との対談企画「ゲーマーはもっと経営者を目指すべき!」などの人気コーナーも担当。「4Gamer.net」の副編集長を経てリインフォース代表取締役社長に就任。現在は新たなゲーム情報サービス、「電ファミニコゲーマー」の編集長として、その開発と運営に従事している。

投稿日:2016年8月6日



日本デジタルゲーム学会 ゲームメディアSIGは、8月22日(月)20時より第8回研究会「なぜ、ゲームライターからゲーム開発者になれたのか」をYoutubeのDiGRA JAPANチャンネルにて放送いたします。

元々は商業誌で攻略記事などの原稿を書いていたゲームライターが、やがて自分自身がゲームを作る立場、すなわち開発者となって活躍する方が少なからずいることは、ゲーム業界・産業ならではの特徴であると言えるでしょう。

そこで今回は、まだゲーム専門誌が存在しなかった時代からゲーム同人誌の制作活動を始め、その後ゲームライターを経てプロのゲーム開発者となったゲストをお招きし、なぜ遊ぶ側から作り手側へ転身することができたのかを、オーラル・ヒストリーとして記録していきます。
(開催日時)

8月22日(月) 20:00〜23:00
Youtube DiGRA JAPANチャンネル https://www.youtube.com/user/digrajapan

※動画ページは開催時刻になりましたら公開になります。
※終了時間は多少前後する可能性があります。

なお、放送中はTwitter上にて、みなさまからの質問を随時お受けいたします。ご発言の際は、ハッシュタグ #digraj を添えてツイートしてください。
(※内容や時間の都合などにより、すべてのご質問にお答えできない場合があります。あらかじめご了承下さい。)

■ゲスト紹介

・大堀康祐

高校在学中に友人と制作した同人誌『ゼビウス1000万点への解法』が大人気を博し、当時のアーケードゲームのプレイヤー間で一躍その名を知られる。ライター時代は『マイコンBASICマガジン』など多数のゲーム雑誌に記事を寄稿し、その後サイトロン・アンド・アートを経て株式会社マトリックスを設立、同社代表取締役となる。これまでに開発を手掛けた作品には『ランドストーカー』『アランドラ』などがある。

・見城こうじ

学生時代からアーケードゲームの同人誌を発行し、後に『マイコンBASICマガジン』誌にてライターを務める。大学卒業後はナムコ(現:バンダイナムコエンターテインメント)に入社し、『コズモギャング・ザ・ビデオ』『コズモギャング・ザ・パズル』などのアーケードゲームの企画・開発を手掛ける。同社退社後は株式会社ノイズを設立し、『カスタムロボ』シリーズなどを開発する。現在はフリーランスの開発者として活躍中。

投稿日:2015年8月14日



日本デジタルゲーム学会 ゲームメディアSIGは、8月24日(月)20時より第7回研究会「ライターから見たゲームメディアの歴史」をYoutubeのDiGRA JAPANチャンネルにて放送いたします。

ゲームメディアの最前線で取材・執筆・ページ作成などを担当するゲームライターに焦点をあて、黎明期から今日にいたるまで、どのように業務が変遷してきたか。また、ゲームメディアとゲームメーカーの関係性が構築されるうえで、ゲームライターがどのような役割を果たしてきたか、現在も第一線で活躍するライターの証言をもとに、オーラル・ヒストリーとして記録していきます。

(開催日時)
8月24日(月) 20:00~23:00
Youtube DiGRA JAPANチャンネル https://youtu.be/ks2n4vSXc9o
※動画ページは開催時刻になりましたら公開になります。

なお、放送中はTwitter上にて、みなさまからの質問を随時お受けいたします。
ご発言の際は、ハッシュタグ #digraj を添えてツイートしてください。
(※内容や時間の都合などにより、すべてのご質問にお答えできない場合があります。あらかじめご了承下さい。)

■ゲスト紹介

忍者増田

茨城県生まれ。漫画『ゲームセンターあらし』や『マイコン電児ラン』の影響を受け、中学2年生のときにパソコンをいじり始める。東京の大学入学と同時に、パソコンゲーム誌『ログイン』にアルバイトとして採用され、6年間在籍。忍者装束を着て誌面に出る編集者として認知度が高まる。その後、家庭用ゲーム雑誌『週刊ファミ通』に3年間在籍したあと、フリーライターとなる。雑誌やWeb、攻略本などでゲームの記事や攻略を執筆しつつ、現在はゲーム以外の分野のライティングも。得意なゲームは、『ポケモン』、『ウィザードリィ』、『サカつく』など。https://twitter.com/Ninja_Masuda

櫛田理子(くしだりこ)

フリーライター。1988年よりアスキーのパソコン情報誌『ログイン』にて、バイトとしてアーケードや家庭用ゲームのコーナーなどを担当。大学卒業を機に独立し、攻略本や情報誌での執筆、任天堂の番組への出演などゲームを専門としつつ、車やエンタメ分野も手がける。
2000年に編プロへ入社し、自動車雑誌『オプション2』副編集長、大手カー用品店フリーペーパー編集長を経て寿退職。現在のおもな仕事は『週刊ファミ通』クロスレビューなど。

柴尾英令(しばおひでのり)

1962年福岡県生まれ。十代のころよりSF、映画、ボードゲーム、コンピュータに親しむ。ワセダミステリクラブ出身。早稲田大学法学部中退後、フリーランスとして、多くの出版社にてゲームの攻略・紹介・レビュー記事・攻略本を編集・執筆。二十代後半から、コンシューマゲームのデザインやシナリオ作成に参加する。「レナス」、「レナス2」、「レガイア伝説」、「桃太郎電鉄」など。近年は映画批評やSNSのデザインなどに従事している。

投稿日:2015年6月16日



当学会の研究部会のひとつ、「ゲームメディアSIG」が、7/4(土)に恵比寿で開催されるGame Community Summit2015にて「ゲームメディアの歴史と変遷〜過去の研究会そうまとめ」というタイトルの講演セッションを行います。今までのゲームメディアSIGの講演を凝縮して振り返りつつ次に向けての議論を行う会、興味がございましたら是非ご参加ください。

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「ゲームメディアの歴史と変遷〜過去の研究会そうまとめ」

ゲームメディアSIGでは過去6回にわたりゲームメディアの歴史や広がりについて当事者をゲストスピーカーにお呼びしつつ、さまざまな議論や考察を続けてきました。本講演ではその内容を整理してお伝えすると共に、ゲームメディアが抱える課題や可能性について議論します。

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Game Community Summitの公式ページはこちら。(参加申込の案内もございます)

http://gamecomsummit.wix.com/2015

 

ゲームメディアSIG Facebookページ

https://www.facebook.com/digrajapan.gamemedia